「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

丸く小さく  KOHLER社の洗面ボウル@七里ガ浜自宅

2009-08-07 04:01:58 | 内装・インテリア
画像は我が家の洗面所。モノが徹底的に少ない我が家だから、洗面所ともなるとほとんど何もない。



何においても輸入製品は縦横高さ厚みの各サイズにおいて、国産のそれより大きい傾向があるが、必ずしもそうでないのがこの洗面ボウルだ。因みに海外だと「ボウル」というよりも、台所の流しと同様「シンク」と呼ぶことが多いように思う。



上の画像が自宅の洗面ボウルである。米国KOHLER社製で、日本で買っても非常に安価に入手出来る。これについて、私は設計時点で珍しく何も指定しなかった。私の好みをご存じで、デザイン全体を仕切ったブレイス代表の丸山さんが、ご自身で選んでくれたものだ。なんともかわいらしいボウルである。

平均的な国産のモノと比べても全体的に小さめである。ボウルの内径の縦はわずか27cmほどだ。



洗面ボウルは一般に大きい方が使い勝手が良いだろう。しかし大きなモノが美しいとは限らない(屋根が低い家の外観が美しくなることが多いことと似ている)。ドアでも門扉でも何でも大ぶりなモノが多い輸入品において、洗面ボウルは小さいモノも多い。こうしたサイズのバランス感覚は彼等に学ぶところもあろう。

「曲線は輸入モノに限る」が私の理解である。これはもう歴史的な蓄積の違いだから仕方がない。海外からの家具、照明器具、建築部材を輸入し、尚且つ国内の同類のモノも扱ったことがある人なら多くが同意して下さることだろう。直線の部材の細かい仕上げは我等が上手。しかし曲線の多いデザインでは我等は彼等に勝てないのだ。



洗面台天板に対して垂直に、このボウルを上から眺めた時のボウルの曲線。あるいは洗面台天板と水平な視点からボウルの丸みを上下に眺めた時の曲線。これは多機能で便利なるも国産洗面ボウルにはあまり見られない魅力である。ウォシュレットのトイレ同様国産製品の洗面台は機能に凝り、輸入のそれはシンプルでデザインに凝る。



我が家の洗面台はますますシンプルに。小さいボウルの魅力。大きいものより不便なことは承知で、あなたも試してみませんか。
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