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湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

【豪州ワイン】ヴィレッジ・セラーズ(3) 怠慢な楽しみ方@七里ガ浜自宅ダイニング

2009-05-25 09:24:39 | 食べ物・飲み物
何かのきっかけでワインに触れた瞬間にワインの知識を膨らませようと俄然努力し始める人がいる。あれこれ飲みまくって比較し、蘊蓄を述べる。趣味として楽しい。私も楽しめそうだ。

しかし私がわからないのは、普段家でビールを飲むのにそれほど銘柄にこだわるわけではなく、アサヒ・スーパー・ドライでもサッポロ黒生でも構わないし、発泡酒でも構わない。しかしカールスバーグや、間違ってもギネスには手を出さないような人々が、ワインとなると態度を豹変させるケースが私の周囲に見られることだ。いったいこれはどういう現象なのか?

①ワインは特別に奥が深いのか?・・・いや、それは日本酒だって同じだろう。
②ワインには高級なイメージがあるからか?・・・それは大きな誤解だ。特別なものではない。
③食事に合わせて多様に楽しめるからか?・・・いや、それもおかしい。日本の平均的な家庭の平均的な食事は、欧米の料理あるいは中華料理などと比較すると、明らかにワインを楽しみにくいものである。平均的な日本の家庭料理の場合、オールマイティなのは日本酒だろう。

ということで真相解明には至っていない。何かワイン独特のものがあって、人々にそういう行動を取らせるのだろう。



例えば、田舎に行くと地元の特定のブランドの酒のシェアが高い。私が以前よく行った長野県東筑摩郡では、必ず出たのが山清(山崎酒造)という酒だった。人々に聞くと「普段これしか飲まねえずら」ということだった。彼らも別にあれこれ調べて山清に行きついたわけではないだろう。自然にきっかけ(この場合は地元の縁)があり、そうなっただけだ。

私の豪州ワインの買い方もそれと同様である。あるきっかけから入り、特定の2ブランドのものをそのまま怠慢に買い続けている。これも普通のワインの楽しみ方のひとつであると思っている。ワインとなるとあれこれ飲んで比較しまくり、蘊蓄を述べなければならない、というものでもない。

上の画像が2ブランドのうちのひとつ。ピーター・レーマンである。キャップは皆こんな感じだ。気取らないブランドである。
http://www.peterlehmannwines.com.au



次の画像がダーレンベルグ(ダーレンバーグ)のキャップである。こちらの方がクラシカルな感じだ。
http://www.darenberg.com.au

オーストラリア/ニュージーランドにはたくさんのワイナリーがある。私もあれこれ飲んでみてはいる。しかしほとんどは上に挙げた2つのワイナリーの商品に限って飲んでいる。今の私はワインを職業にしているわけではないので、いくつか飲んで「ここがいい」と思ったら、あとは怠慢にそれを買い続けているだけだ。今まで私がヴィレッジ・セラーズに注文して来た総量の80%は、この2つのワイナリーが作ったワインだと思う。

ということで、「あなたはオーストラリア・ワインについて知識をお持ちですか?」と一般的に広く尋ねられば、怠慢なファンに過ぎない私は「持たない」としか答えようがないのである。

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