絵で見る十字軍物語塩野 七生新潮社このアイテムの詳細を見る |
今年9月から4年に亘って始まる塩野七生氏の十字軍物語に先だって発刊された。左ページに第1次から第8次にわたる十字軍の挿絵(版画)、右ページにヨーロッパ・中東の地図と挿絵の簡単な解説がついている。
この本で見ると、キリスト軍がエルサレム(写真)を攻略したのは第1回の遠征だけである。58ページの挿絵は、「発見された大十字架の前で感泣にむせぶ十字軍の戦士たち」というタイトル、エルサレム陥落後、住民の家にキリストが磔にされた十字架が隠されていた、それが発見された、というもの。
この本、十字軍の導入編としては面白い。また、本屋に行くと、本編の「十字軍物語Ⅰ」も発売されていて、早速購入。