金曜日の建設業経営研究会は、T会員の発表でPFIについて、PFIの概要と現在取り組んでいるある中小企業の事例である。
PFIとは、プライベート・ファイナンス・イニシアチブの略、公共施設などの建設、維持管理、運営などを民間の資金、経営能力、技術的能力を活用して行う新しい手法である。新しいといっても10年ほど前にできた制度で、もう全国で400件近くの実績がある。浄水場や、図書館、公園、天文台など多岐にわたる。
PFIはSPCという特定目的会社が中心となるが、契約が多数できて複雑である。PFIのキーはVFM(バリュー・フォア・マネー)である。民間に建設や運営をゆだねた後、金利や何かを差し引いた利益がVFMであてこのVFMを最大化させるのが目的の一つだ。
現在取り組んでいる、ある地方の中小企業の状況を聴いた。結構黒字化は難しそう。しかし、まだまだこのPFIは広がっていくようだ。私も機会があったら中小企業診断士として、支援してみよう。PFIから眼が離せない。