ビジネスマネジャー検定試験公式テキスト | |
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中央経済社 |
さて昨日に続き、日曜の試験、午後はビジネスマネジャー検定。草加商工会議所の管内で地下鉄を乗り継いで、東武線の新田(しんでん)駅から徒歩7分の勤労福祉会館が会場だ。五十人位の受験者だろうか。こちらの試験は、30歳代から50歳代で男性が圧倒的だ。
試験時間は120分、そんなにはかからないだろうと思っていたが、あにはからんや、試験問題は47頁、100分以上かかった。とにかく問題が多いため、読むのに疲れる。ほとんど事例だから、X社だの、課長Aだのが頻繁に出て来る。前の問題が頭に残っているせいか、X社,Y社がどの会社か、A課長か、B係長か混乱してくる。
しかし、試験問題はよく練られている。事例問題からマーケティング理論の設問や行動科学の理論、リーダーシップの事例からリーダーシップの理論の設問がなされる。逆に、ジョハリの窓の4象限がどの事例に相当するか、事例からPPMやPEST分析のどれに該当するかを答えさせる問題などが出題された。
よくわからなかったのは、パワハラの事例が厚労省の行動類型のどれに該当するか、又暴力団と個人情報保護法の関係だ。考えてもしようがないため、エイヤーで解答する。
後半は、最近の労働時間の問題や、ワークライフバランス、独占禁止法、不正競争防止法、リスクマネジメントなどが出題される。
最後は、長い長い事例で、設問も長い。経営戦略、組織変更、人材育成、ダイバーシティマネジメントの設問で終了。解き終えたら、ぐったりした。マークシートの解答をチェックしたら110分近くになってしまった。それでもほとんどの人はまだ終わっていないようだった。
かなり疲れた試験であった。この試験、手ごたえのある試験ですよ。商工会議所だからおそらく合格ラインは70%、さてどうかな。ダメならもう一度受験したいな。