防災訓練指導者養成講座に参加した。この資格は、三郷市自主防災会主催のボランティア資格である。このような資格は全国の自治体にあるのかと思ったら、三郷市だけだそうだ。各地の自治体から内容を聞きに来るそうだ。
前日の登山の脚を引きずって自転車で、三郷市消防へ。参加者は1回目から3回目までの参加者合計約50名、指導者も約50名。一対一だ。この講座は3回あり、3回とも出席すれば修了となる。私は2回目の参加、2回生。カリキュラムを知らずに参加したが、内容は第1回とほぼ同じだ。
三角巾の使い方、毛布を使った担架の作り方、家具に下にいる人をジャッキアップして救助する救出訓練、てんぷら火災の消火、消火器の扱い方(これは、どこでもやっている)、そしてバケツリレー。ここまでが第1回と同じだ。3回開催するのは意味がある。半年前に訓練したものなど、とっくに忘れている。そして2回目だとすぐ思い出す。繰り返しが理想だが、そうは言っても何回もは限度がある。そこで3回である。
初めての訓練は、煙ハウスの組み立て、これはテントの組み立てと同じ。もうひとつ、第2回参加者には給食給水炊き出し訓練があった。昼食を作るのだ。期限切れ直前のアルファ米を使った混ぜご飯とトン汁だ。それも100人前。普段炊事をしているか聞かれて、していない人はアルファ米、包丁を握れる人は、トン汁と分担が決まり、さっそく取り掛かる。100人前なんて作ったことがないから、結構楽しい。
最後は多目的ホールに集まる。3回目終了者へは、修了証とボランティア活動参加者には、ジャンパー&バッジが贈呈された。さて、私もあと1回、2月で修了だ。