大阪のお客様に午前ご挨拶に行ったついでに、午後に京都に寄る。来年の国宝検定の学習として今開催中の国宝展を観るためだ。京都国立博物館の開館120周年記念の特別展覧会だ。会場は30分待ちで、空いてる。東博に展示会ならこの程度は待つ時間に入らないが、ツイッターではこちらは大変混んでいますということらしい、ハハア。
さて、博物館の1階から3階でまで、全部国宝だ。私が観れた国宝を挙げると、志賀島の金印、神護寺の伝源頼朝像、光源氏の顔が描かれている源氏物語絵巻柏木、長谷川等伯の松林図、丸山応挙の精緻な松雪図、切手にもなってる信貴山絵巻。
ニッポンの国宝っていう雑誌を定期購読しているが、ここに登場した国宝もある。竹下景子さんの音声ガイドが心地よい。30分ほどの解説だが、国宝の数が多くて、残念ながら解説が飛ばされているものもある。
展示会は四期にわかれているため、残念ながら見れなかったものもある。建仁寺の風神雷神、尾形光琳の燕子花屏風、薬師寺の吉祥天などが期間外で観れなかった。吉祥天は、薬師寺に行ってもいつも閉館中だ。風神雷神は建仁寺でレプリカなら見たことがあるが。
記念の博物館グッズは、金印のストラップに、風神雷神の風呂敷。これなかなか気に入った。しかしこれだけ一挙に見れる展示会も数少ないんじゃなかろうか。開館は、11月26日までですよ。京都駅からバスで2つ目のバス停下車、すぐ。