カラー版 - 近代絵画史(上) 増補版 - ロマン主義、印象派、ゴッホ (中公新書) | |
高階 秀爾 | |
中央公論新社 |
以前、大原美術館を訪れた時に買った本。上巻だけを購入していた。美術検定の学習に役に立つかと思って買っておいたものだ。ツンドクしておいたが、思い出してパラパラめくる。帯には、名著と書かれている。ほんとかな。
著者の高階秀爾氏、かなり年配の方のようだが、私でも名前は聞いたことがあるから著名な方のようだ。西洋美術館の館長を経て、現在は大原美術館の館長だそうだ。おお、それで聞いてたのか。
内容は、ターナーなどのロマン派、ミレーなどの写実主義、モネ、ルノワール、セザンヌなどの印象派の登場、反印象派のゴーギャン、ゴッホの時代、とカラー写真入りで続く。
私は、昨年末に訪れた南フランスの陽光を思い出す。プロバンス地方だ。セザンヌのセントビクトール山、ゴッホの強烈な個性など。
(セザンヌがよく書いたビクトール山、車窓から)
(ゴッホのアルルの跳ね橋、これは、絵で有名になったので、あとで作ったもの)
(ゴッホの夜のカフェテラス、あんまりきれいじゃない場所だった)
この本を読んでも、美術検定、なぜか上位級を目指す気持ちが起きない。下巻は、私、もういいな。