「許されざる者たち」を読む。著者は、島田洋一氏、先頃、日本保守党の衆議院議員になった方だ。私より2つ年下、衆議院議員としては、だいぶ年齢がいっている。まえがきにも書かれているが、三十代半ばにして突如レギュラーで試合に出ることになったプロ野球選手の気分と。
質問主意書や国会での質問(短い時間で、よく質問している)など、結構、活躍されている、そして元大学の名誉教授だけあって、貫禄も十分だ。保守党は、いい人材を獲得できたと思う。
さて、本書だが、エネルギー、核抑止、移民、LGBT、歴史戦、学術会議などは、よく書かれていて、私にとって、満足でき、支持できる内容だ。
特に大学の専門がアメリカ政治だけあって、民主党、共和党など、アメリカ政治の事情は、日本の国会議員の中ではピカイチじゃなかろうか。今後の活躍に期待する。
対中、LGBT、脱炭素原理主義、入れ過ぎた移民、などに対する抵抗勢力として、欧州、アメリカとも、行き過ぎた政策の揺り戻しが来ている、日本でも保守党の登場はむしろ遅すぎる感じだ、次の参議院選挙でも躍進を期待する。