南総里見八犬伝の伏姫と犬の八房の籠った富山(とみさん)の籠穴を見に行った。せっかくだからと、岩登りのトレーニングで、伊予が岳とセットだ。昨年末から二度目になる。
この日は好天、山は気持ちがいい。千葉の山は海が見えるのが特徴、晴れていると海が青く、素晴しい。まずは、伊予が岳、1時間ほどの登り、途中標高差で70mほど、ロープとクサリを使った登りがある。結構緊張感がある。そして低山だが、山頂からは素晴らしい景色だ。
下山して、富山へ。下から岩山の伊予が岳を見上げる。伊予が岳から富山は平地を長い間歩く。水仙が咲いてる。南房総らしい景色だ。
そして、富山の登山。ほぼ舗装道路だ。山頂からは、こちらも東京湾が美しい。
富山の下山中、木に登っている野生の猿を発見、千葉にも野生のサルがいるんだ。そして菜の花畑、こちらも南房総の景色だ。
富山を一旦下山して、山中の八犬伝の伏姫籠穴へ。入場無料なのに立派な施設だ。山中を登って、籠穴へ。金属板にこの籠穴のいわれが詳しく書かれている。八犬伝は、水滸伝やマクベスと共通する部分があるらしい。
そもそも里見八犬伝は小説だから、この穴も実際に姫がいたわけでもない。物語にちょうといい籠穴があったということかな。まあ、二度来ることもないね。