強風の中、足利アルプスに登る。東武足利駅からタクシーで、浄因寺へ。ここがスタートで、足利駅近くの織姫神社がゴールだ。途中、行道山、大岩山剣が峰、両崖山と続く、標高が500m以下の低山の峰を縦走する。
スタートの浄因寺への登りには、小さなモノレールがある。現在は休止中だそうだが、一度乗ってみたいものだ。
そして、浄因寺。岩の上の建物(清心亭)がもう落っこちそうで、現在は立ち入り禁止になってる。江戸時代に葛飾北斎が、この清心亭とそこに渡る空中の橋(天高橋)を描いている。
奥の院に登ると、寝釈迦がある。釈迦が寝てるというと、東南アジアにある巨大な寝た釈迦を思い出すが、こちらは、ミニサイズ、可愛い。
さらに登って、標高442mの行道山山頂へ。この日は、赤城山の展望がベスト。
次は、大岩山。剣が峰と名がついているが、山頂は尖っているわけでもない。さらに下って、大岩毘沙門天へ。
このお寺は、昨年の火災の時、仏像を慌てて運び出したそうだ。建物は燃えなかったが、修復の寄付を募ってる。私は1千円の虎のおみくじに、1回百円の鐘を2回突く。
次は、両崖山、お目当ての足利城がある。この辺りは黒こげの樹木が多くなってくる。足利城は明日の記事にしました。
両崖山は展望がよく、また岩々でもある。
アップダウンを繰り返し、織姫公園へ。この形は、古墳だろうか。
最後は、織姫神社に降りる。真新しい社殿だ。
神社から、歩いて、東武足利駅へ。途中、渡良瀬橋を望みながら歩く。風が強い。
駅構内には、ホームのメロディを森高千里さんの「渡良瀬橋」にしたというポスターが貼ってあった。この曲、今でも人気あるんだね。
足利アルプス、一昨年秋に続いて3度目の縦走でしたが、アップダウンがあり、累積登りは6百m、岩も多く、トレーニングになる、面白いアルプスでした。お薦めですよ。