三重県の続・百名城巡り、最後は、多気北畠氏城館にを訪問する。(たげ・きたばたけし・じょうかん)
前夜は松阪駅近くのステーキハウスで、松阪牛を堪能、このお店は、松阪牛の何枚目で焼いたかがわかる。私の№は、22万番台だった。
翌朝7時過ぎに、JR名松線で、終点、伊勢奥津へ。この列車、昼間は2時間に1本だ。遅れられないな。
そしてバス。ここはコミュニティバスで、ネットじゃよくわからないため、現地で確認だ。聞くと、曜日によってバスの本数や時間が違う。困ったなと思っていたら、駅でレンタサイクル(電動付自転車)がある。そして町が補助しているため、何と無料。トンネルがあるため、ヘルメットと反射板のチョッキを着用する。
30分ほどで、北畠氏城館に到着。城館は、南北朝の頃、南朝の北畠親房の三男が築いたと言われる。その後、戦国時代に織田信長に降伏し、城館も廃城となった。
ここは、北畠神社と庭園、それに山の上に霧山城の郭、土塁などがあるという。山城は遠くて高い。時間の制約もあるため、省略。登山口のみを撮影する。
神社には、石垣の跡がある。看板では日本最古の石垣、とあるが、ほんとかいな。
庭園は、池泉回遊式の庭園で、よく整備されている。ここだけでも一見の価値がある。
自転車で、近くの美杉ふるさと館へ。北畠氏城館の模型や霧山城の絵図が展示されていた。霧山城の山頂には何層かの天守があったようだ。おお、こんな山の中にねえ。ふるさと館の係員の方に聞くと、この山中に家臣や百姓、1万人が住んでいたという。結構な城下町だったんだ。
そして、2時間に1本の列車に間に合って、松阪から、鈴鹿、名古屋を経由して帰宅。今回は、あんまり期待しない城が多かったが、意外や意外、どれも個性的な城だった。やっぱり続・百名城に指定されているだけはあったね。さあ、帰って仕事しなくちゃ。おしまい。