この日は近場の茨城県の続・百名城の二城巡りに出掛ける。早朝自宅を出発、JRを乗り継いで、笠間駅へ。駅前で電動自転車を借りて、山城の笠間城へ。井筒屋というガイダンス施設?でスタンプを押し、電動の力を借りて、山城に登る。
千人溜りという、名前通りの広い駐車場で降りて、徒歩で登る。山城らしく、道は曲がりくねっている。狭くなった場所に大手門址があった。
そして、三の曲輪、二の曲輪に登る石段がある。三の曲輪、二の曲輪は、雑木林になっていて入れない。
その石段を登ると本丸だ。広場だが表示板もない。隅っこに、お城には関係ない石碑がいくつかある。こういった石碑は、今まで行ったお城にも結構あった。日露戦争とか、地元の偉人などの記念碑や鎮魂の碑だ。地元の人たちが建ててるんだから、外来者がとやかくは言えない。でも、お城なんだから、もうちょっとお城のこと書いてくれればねえ。
本丸の上、佐白山に、八幡台櫓址という石碑が。パンフレットによると、この八幡台櫓は、今は笠間市内のお寺に移設されて残ってるそうだ。行ってみるか。
八幡台櫓跡を下ると、そこに笠間城の説明文があった。そうか、ここ通らなかったからすぐにわからなかった。ただし、看板の文字が薄くなって読めない箇所がある。それに枯れ草が高く伸びて、看板が読みにくい。笠間市の方、何とかならないでしょうか。
そして、いよいよ天主曲輪入口へ。石段で登る。
天主に立ってる神社が見えて来た。ただし、天主に登る石垣には、シートが掛かっている。おそらく崩れているんだろう。また、神社の周りを廻る通路は、立入禁止となっている。東日本大震災時に危険な状態になったそうだ。
立入禁止になってない方の石段を登り、神社に参拝。天守からは遠くの山々が眺められる。ここもかなり石段は崩れている。しかし、東日本大震災といえばもう11年も前だ。何とかならないもんかねえ。この土地は私有地なのか、はたまた、財務真理教か。
(注 財務真理教とは、緊縮財政の財務省を皮肉った言葉、財務省は、影響力のある学者や新聞社など抱え込んで、日本は財務破綻すると言わせている。これを宗教に例えたもの、実際には世界の標準的な財務管理をすれば、政府のお金はまだまだ出せ、地方自治体も潤う)
電動自転車でお城を下る。笠間日動美術館という立派な建物がある。また、大石蔵之助の像もある、大石はここの出身だそうだ。
そして真浄寺へ。このお寺に、笠間城にあった八幡櫓がある。二層だが、お城の櫓らしい。
残りの時間を使って、有名な笠間稲荷へ。参道に小さな狐の陶器がいっぱいある。これ、陶器製の狐で、中にはおみくじが入ってる。私は大吉。お稲荷さんは商売の神様。縁起いいねえ。