日本遺産検定の取得者を対象に、オンラインの学習会がある。会の名称は、目指せ!日本遺産観光ガイド~○○ という。別に目指している訳でもないが、無料のセミナーのため時間の空いているときには参加する。
今日は、大分県の耶馬渓だ。耶馬渓って、ご存じだろうか。私には懐かしい場所だ。学生時代(ということは50年も前)、この耶馬渓のユースホステルでヘルパー(ボランティアの手伝い)をやっていた。高専3年生の時にこの宿に泊まり、気に入ってその後、夏休み、春休みの度に3年間、ヘルパーをやっていた。もちろん、合間に観光もした、その場所である。
学習会は、40分間、観光協会の方の説明があり、その後質疑が20分、合計60分である。まず、耶馬渓の説明を聞く。耶馬渓の全体像、本耶馬渓に、深耶馬渓、裏耶馬渓。私がボランティアしていたのは、本耶馬渓の宿。耶馬渓ダムというのができてる。
本耶馬渓の名所は、この岩々。中は青の洞門がくりぬかれている。菊池寛の小説、恩讐の彼方にの舞台になった洞門だ。記念切手にもなってる。
(写真はすべて中津耶馬渓観光協会HPより)
深耶馬渓の秋。
一通りの説明の後の質疑。専門家の方から、ここはサイクリングロードがあり、評判がいいですよと。そのサイクリングロード。
もう一つ、私が質問したら、答えてくれた。温泉はないですか? 待ってましたとばかり、耶馬渓には、幾つも温泉があるが、評判のいいのは、「なかま温泉」、と答えてくれた。あとでネットで調べると、確かに評判がいい。ツルツル、ヌルヌルしていると。ただし、温泉成分などは不明だ。私のようなマニアじゃないからね。
ということで、50年前を思い出した学習会でした。でも百名山もないし、お城は中津城、もう見たし、ここまで温泉を訪ねる気にもなれなし、実際に行くかはわかりませんね。