kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国四国合宿2024 2日目午前

2024-12-29 | 陸上競技
26日。この日はメイン競技場での練習となっていました。来年度インターハイが実施される場所でしっかりと練習できるというのは大きいなと思います。今回は「実技講習」の種目に指定されているということでした。女子のヨンパを見に来る人は少ないというのが明らかなので別に気にせず(笑)

メインでの練習でしたが練習場所は1500のスタート地点。荷物を運ばないといけないのですが台車がないので選手が手運び。ここが1番大変だった気がします。午前中と午後の練習の合間には道具を返却して欲しいと言われたので選手に伝えると「無理」との返答。見つからないように隠しておきましょう!という意見があったのでこっそりバックストレート側に置いておくことに。一応本部に報告だけはしましたが。運ぶだけで必死でしてから。

合宿、メニュー表を早めに提出しないといけないのですが後から細かいものを作成して渡すようにしています。今回はハードルの技術的なマニュアル、インターハイのタッチダウン、それぞれの練習計画を毎日分。これをどう利用するかは選手次第ですが。本当は顧問の先生用にもう一部ずつ渡せると良かったのかなと思いますが。単純にメニューだけなら渡さなくても良いかなと思いますが、細かい距離設定などもあるので学校で練習してもらうためにはその辺りも気を使いたいなと。適当にやっている感はありますが、この辺りに関しては責任を持ってやりたいなと。

アップはマークを使って。それなりにです。ジョグして体操してっていうのは好きではないので手っ取り早く身体を温めるというのがメインですね。そのまま前日の流れの中で壁を使ってのリード&踏切、抜き足の練習。地味ですがかなりの時間を使っています。重心の移動が大きいと難しくなる部分もあります。いきなり難しいことをやってもね、と。

練習が始まる前に色々と話をしています。1日目も2日目も。女子のヨンパに関しては戦術的なことで対応することができます。利き足の違い、歩数の違い、走力の違いなど多くの違いがあります。だからこそ戦い方によって勝負できるようになる。走力だけではない部分が大きく影響してくる。男子はある程度筋力があるのでレースパターンを決めていける部分があります。女子はバックストレートでの向かい風によって差がつきやすい。走力だけではなくなる。そこも踏まえて絶対に逆足の習得はしておかないといけないと思っています。「逆足」について聞いてみるとほとんどの選手が「苦手」「跳べない」とのこと。やらないからだと思います。それもあって時間をかけて両足で跳べるようにしたいなと思っていました。せっかく合宿に来たのでそれなりの手応えを感じて帰ってもらえると良いなと。

ハードル練習。色々な考え方があると思います。個人的には「誰かがやっているから」というのは好きではありません。ドリル的なものは色々なところでやっていると思います。しかし、その動きが本当に正しいかどうかは考えないといけないと思っています。リード足の使い方一つをとっても全然違います。私は締めて持ってくるように指導しています。他の指導者がどうしているのかは分かりません。この数年間、冬季練習の間に月に2回程度はハードル練習会をやっています。こちらも多くの経験をさせてもらっています。学校だけだとか合宿時だけだとかではない。ほとんどの学校が通常の練習ではハードルドリルはやらないと思います。時間的なこともあるので。

ここを徹底しました。もっと走れよと言われるのかもしれませんが(笑)走る練習は学校に帰ってからやってくれと話しています。歩行のドリルからリズムをつけての動き。本数は多め。リード足が開いて持ってくるパターンになると接地がずれます。見た目の動きではなく狙いとする動きがどうなのかです。抜き足はかなり時間を割きました。持って来れません。ドリル的な動きをする時から「遅れない」というのは心がけています。リードが付いてから抜き足を持ってくるというのも多く見かけます。が、実際はそんな動きにはならない。それなのに違う動きをずっと教えても意味がないのではないかなと思うからです。きちんと説明ができる動きなら良いと思います。が、明らかに違う動きを見かけることが多い。幸い?ほとんどハードルドリルなどはやっていないということだったので。

踏み切れない選手が多いなというのもありました。踏み切れないから腰が残る。進まない。当然の話です。色々な動きをやるのではなくシンプルに踏み切るための動きをやっていくことは大切だと思います。午前中の練習の中でも明らかに変化は生まれているなと感じました。言いませんが(笑)あれこれやるのではなく基礎基本を徹底する。これはすごく大切なのかなと。

午前中はドリルをやって一歩ハードル、二歩ハードルまで。ヨンパをやろうと思えば逆足の練習は必須。特別にやるのではなくこういう機会にやっておくことで慣れも生まれると思います。午後の練習で時間を使いたかったので11時半くらいには終わりにしました。13時からミーティングをしてから練習開始ということで。

結構真面目に練習指導をしました。時々お手本を見せながら。ドリルの動きくらいならなんとかなります。走るのは無理ですし実際にハードルを跳ぶのも無理。口だけです(笑)こればっかりは許してもらいながらです。

ひとまず2日目の午前中まで。真面目にやっていました。本当に。


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中四国合宿1日目

2024-12-29 | 陸上競技
日程的になかなか更新できていませんが。インフルエンザから復調?してその勢いのまま中四国合宿に行くことになっていました。昨年度は引率のみ。この手の合宿はスタッフの方が選手のお世話をしてくださるので引率は練習を遠目に見るだけです。お任せ。昨年は自由気ままに活動していました。

今回は色々とあって女子の400mHの指導をさせてもらうことになりました。他県で中四国地区の指導をさせてもらうというのはなかなかのプレッシャーです。実際は行かずに学校で練習しようと思っていた部分があったので5月末の時点でかなり渋っていました。費用対効果。この辺りは言葉の問題になるので直接的な表現は避けますが、じっくり学校でやっても良いなと思っていた部分があります。hys先生から「頼まれてるんだからやりなよ」と言われたのでそうなると引き受けるしかないかなという部分が出てきます。

今回は女子の400mHの指導。個人的には女子の100mHもかなり細かくできると思っています。まーどちらもやるというのは不可能なので。今回は女子400mH。100mHに関してもかなりマニアックな練習できたんだけどな(笑)わかってもらいにくいと思いますが、今年度は100mHで13秒84を出した選手がいます。1年生の時のベストは17秒台。それをどうやって13秒台に持っていくのか。この話をするとしばらく話せます。技術的な部分も含めて指導の方法で大きく変わるなと感じています。

今回、女子400mH。1番の心配は人見知りなところがあるので選手と仲良くできるかどうか。山口県から参加している選手が1人しかいません。それもハードル練習会には一度も参加したことがない。先日の短距離練習会に参加して「人生で1番きつかった」と言っていました。いや、補強メインでやっただけだし。県内の合宿や中国合宿などであれば普段から指導している選手が参加しているのでお手本をやってもらうことができます。今のチームのにはヨンパ選手がいないのでここが問題。25日からの中国合宿に向けて少しハードル跳んでみようかなと思って火曜日に1歩ハードルを自分でやってみましたが届かない。恥ずかしいし悪いイメージになってしまうので諦めました。なんといっても今年48位になっています。身体を動かす機会も激減しているので、お手本なんて話にならないのです。そこも心配。

25日は午後のみの練習。2時間程度でした。競技場からホテルまでの移動などもあるので15時開始の17時まで。ほとんどできないかなという感じ。他のパートとのメニューのの擦り合わせはしていません。うちはどうするかなーと常に考えていました。ちょっと盛っています(笑)インフルもあったので細かく考えたのは少し前の話ですが。

25日は簡単に自己紹介をしてから練習開始を考えていました。が、1人ずつ自己紹介するのはめんどくさいなと思ったので適当にグループワークをしながらやることに。すみません。遊び半分でやりながらその後、ハードルを使った軸ドリルなどをやってあとは壁を使っての動き。抜き足なんですよね。ここに対してのアプローチをどうするか。リード足も含めてこれってもう少しやった方がいいよねって感じながら。細かいことをやるというのは圧倒的に少ないと思います。本当は必要だと思いますが、そこまでの時間が普段では取れない。だからこういう機会に徹底的に技術的なことをやる方がいいのかなと。

選手には「走るのは学校でやって」と伝えました。ハードリングに関することを徹底したいなと思っていたので。普段からハードルドリルをやるところはほとんどない。時々やるということだったのでここに特化しても良いなと思いました。要項に載っているメニューはあくまで参考。今回の合宿のために別紙で資料を準備しました。かなり細かい内容にしてそれを学校に帰ってもできるように。

この日は壁を使ってのアプローチと抜き足。これだけでかなりの時間を使いました、ドリルがそのまま走りに直結するかどうかは分かりません。それでもベースになるなる部分はやないといけません。踏切と抜き足。思っていた以上にどちらもできない。センスがある子はそれでも対応するのかもしれません。

今回、親しくさせていただいている指導者の所の選手が複数人いました。このはなかなかのストレス(笑)責任感が倍増します。きちんと指導してないと後で怒られるかもしれませんし(笑)1日目は単純な動きでしたが撤退しました。真面目にやっています。

夜はスタッフが選手の管理をしてくださいます。ここはすごく助かるなと。ちょっとだけ外で食事をしました。ありがたいことです。

ちょっと真面目に記録だけしておこうとは思っています。寝なければ(笑)久々に陸上日記になっていく可能性ありです😆



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