中国開会が終わって。
ほとんど食事がとれなかったので気が付くと4㎏痩せていました。ちょうど体重を減らそうという取り組みをしたのもありますが。数日間で4㎏痩せるというのはどうなのか。健康ではないでしょうね。これを機に少しずつ健康体になれたらと思います。が、あまりにもダメージが大きくて正常な生活ができません。さらにそのタイミングであれこれ行事が重なる。本来業務だとは思うのですが「異常」なまでのバタバタ感。周囲の方が気を使ってくれていますが。
絶妙なタイミングでこんな記事が。このような環境を変えない限りは「現場」で働くのは本当にしんどいと思います。必要な仕事ではない部分は削るほうが良い。「前例主義」でやっていますから「自分で辞める」というのができない。本質的に不要なことに対して「やらなければいけない」という現状を変えていかないとどうにもならないかなと。
別の記事を見ていて。鹿児島の公立高校で高校生がPayPayを使っての不正送金詐欺について触れてありました。保護者会を実施したと。
保護者会の質疑応答の中に「この事案はどこに問題があると思いますか」という質問があったようです。これはひょっとしたら「学校の指導が不十分だったのでこのような事件が起きた」と返答しないと許されないという部分が出てくるのかと背筋が寒くなりました。学校の生徒が起こした事案です。しかし、これを全て「高校の責任」と言われるのであれば本当に怖くなります。学校を離れた場所での事件。それも見えない詐欺事件。それも含めて全て「学校の責任」となるのであれば、学校側はリスクが大きすぎます。
本当に必要ならやるべきかもしれません。しかし、すべての責任を学校側に求められてもやっていけないと思います。時間外労働はごく当たり前のように存在します。「特別措置法」があって教員は時間外労働に対する対価は支払われない。その代わりに「給与の4%」の手当てがつく。すごい話です。30万円の給料であれば1万2千円。100時間の時間外労働があっても1万2千円です。これが今後見直しになって「給与の10%」になるかもしれない。が、100時間の時間外労働の対価が3万円です。そんなことよりも「本質的な業務改善」をしてくれって話だと思います。ひょっとしたら「私だけ」がそう思っているのかもしれません。1万2千円が3万円になったら「働き甲斐がある」と思うのかも。時間外労働の時給が300円になったら喜ぶのか。
前も書きましたが「教員免許がなくても採用試験が受けられる」というシステムを新しく導入する。大学3年生の時から教員採用試験が受けられる。ここも「そこじゃない」という感覚です。教員免許がないから教員にならないというのではないのです。本気で「そこが原因」だと思っているとすればこれほど幸せなことはないと思います。
「生徒のために」「お金ではない」という人がいるのだと思います。「教員だからやって当たり前」だと。それは間違っていると思っています。そのような考え方を変えていかない限り「職場」は絶対に変わりません。私は本気で「クラブチーム」での活動をしたいなというのがあります。教員としての仕事に限界を感じている部分があるからです。過剰なストレスと感じながら「対価」はそれほどでもない。仕事は日々増えていく。周りは「楽しそうですね」と言いますが、実際はどうなのか。完全な「サービス業」と化している今の状況で「もっと働け」と言われることは地獄のような生活を強いらえているだけ。
生活しなければいけません。単純に「辞める」とは言えない。その現状がどこまで自分自身で耐えられるのか。もうなんか本当に疲れている気がします。私だけではないと思っています。
はぁ。