多忙。この中でどのように活動するのかという話です。処理能力がないからだと思いますが。
まったく競技のことに触れていませんが。多少なりと触れておく必要があるのかなとは思います。もともとはそのためにずっと書いていたのに、この状況では「自分自身の時間」の確保ができないのでblogを書くなんてとんでもない。自分自身を保つことさえ困難なのに情報発信するなんて。という今現在だというのだけは確かです。
今、100mH の選手が数人います。1人は中国大会の8台目をひっかけてIHに進めなかった選手です。これは本人にとってかなりしんどい状況だったと思います。その時までのベストが14秒14だったか。中国大会の予選準決勝で追い風参考ながらPBを更新していく。準決勝では13秒台に入っていました。が、それでもIHには届かない。苦しかったと思います。
地味に記録を更新しながらやってきました。7月に実施された国スポ予選では14秒13。8月の中国選手権で公認で初めての13秒台。13秒97。支部新人に参加して13秒96。本当に微妙にPBを更新してきました。スプリント力がほかの選手と比べるとありません。100mの今シーズンのベストは12秒78です。ハードルロス1秒2くらいですから(本当はもう少し走れるかなと思います)。また、別に県新人で2位に入った1年生、15秒97でした。この子もスプリントは14秒かかるのではないかという水準。そう考えると「ハードルロス」がどれだけ少ないかという話になります。スプリント力がないので最後バウンディングのようになってしまいますがそれでもギリギリ15秒台。
先日、全日本実業団が山口県で実施されました。ここでドリームチャレンジとしてうちの100mHの選手が出場。日本記録保持者の隣で走らせてもらいました。なかなか経験できることではありません。1レーンがうちの選手、2レーンが日本記録保持者(笑)。1台目までに置いて行かれました。離れているので他のレーンの選手と競り合うこともない。単独で走る感じになりましたが第2集団に少しついていけたかなという印象。結果は13秒91のPB。どうせなら一気に記録を更新してもらいたいのですが。これだけ安定してい13秒9が出せるようになっているのではまれば13秒7台が出せるのではないかと思っています。山口県記録が13秒82。今回国スポのランキング8位が13秒70。ここがターゲットになるのかなと思っています。近いような遠いような。
ここ最近の取り組みは「1台目までのアプローチ」でした。ここで置いて行かれるので何とかしなければいけない。いろいろ考えて「10歩」を取り入れることにしました。1台目までのアプローチを8歩から10歩へ。もちろん距離を伸ばして2歩増やしています。2歩増やすことで高いスピードで1台目まで入れます。これを繰り返す。複数台跳ぶときにも10歩から入る。できるだけ高いスピードで入れるようにしています。
これに合わせながら「5歩ハードル」と「12台ハードル」を。定期的にという感じではないですが単純に「1台目まで」「3台目まで」とかではなく様々な形で「ハードル」をとらえるようにしています。先日はアプローチ10歩で1台目をヨンパの高さに設定。よりスピードを上げて1台目に入る練習。これを数本やってから1台目を正規の高さにする。こうやって「積極的に入る」練習をする。3台目のの時は1台目を低くして2台目から正規の高さにする。かなり感じがよくなります。工夫しているとは思いませんが、「これをやったらよくなるだろうな」という流れの中で走っていくようにしています。
通常の練習パターンがどのようなものなのか正直わかりません。これまでヨンパに関してはあれこれ工夫をしてきましたが、ショートハードルに関してはほとんど選手がいなかったこともあり細かく設定するというのがありませんでした。今の学校に赴任してから必要に迫られてショートハードルの練習バリエーションを増やしてきました。本当はもっとドリルなどをやれるといいのかなと思いますが。自主的に朝練でやっている選手もいます。
どこに正解があるのかわかりません。どのようなパターンの練習があるのかわからない。陸上雑誌を定期購読していますがこの1年間、袋から出したこともありません。だったら買うなよという話ですが。読む時間の確保ができないというのもあります。もっとこうしたらどうだろうか?と見ながら気づくこともあります。グランドに出れればですが。
県内でこの手の話をすることはほぼありません。とりあえず記録しておこうと思っています。