エビ生活。
かなり順調にいっていたのですが何故か分からず12月に一気に水槽の中が崩れました。様子を見ながら対応していたので特別手を加えたということはありません。理由が分からない。レッドビーは全滅しました。抱卵個体も。チェリーシュリンプも稚エビが孵化してこれからという時にポツポツ☆になる。かなり気持ちが折れました。
残ったのはチェリーシュリンプが1匹。個体差があるのかもしれません。同じ環境下でも生存できる個体がいる。分かりません。そのため2月になるまで水槽を放置。生体は生き延びたチェリーシュリンプだけ。水の循環だけはしていました。微生物が発生している感じだけはありました。それと同時に緑の藻が発生。エビがツマツマすることもないので過剰に発生している。特別なことをやるのは避けようと思っていたので放置。
この状態で2月になったので新しい生体を購入。これで本当に上手くいくのか分かりませんが。ネットで30匹を購入。4匹おまけでついています。トータルで34匹。周りからは「またか?!」と言われますが。何とかしてこの水槽でレッドビーを育てたい。その気持ちはこの1ヶ月維持し続けてきました。
発泡スチロールに入ってきました。これを別の小さな水槽に移す。ここから点滴法で水合わせをしていきます。温度合わせもしたほうがいいのかもしれませんが、長い時間かけて水合わせをしていくので温度を合わせる意味はほぼないなと判断。
まず最初は送られてきた飼育水に一粒ずつ水を入れていきます。一気に水質が変わるとそれだけでショックを受けます。弱い個体なのでできるだけ刺激を与えない。
今ある水槽から一滴ずつ。かなりの時間をかけます。エビが気付かないレベルでの水合わせ。熱帯魚ではここまで細かくやりません。メダカもほとんどやらないのでは?それでも☆にならないくらい強いの。品種改良を重ねて今の色合いになったレッドビーシュリンプは本当に弱い。自然界には存在しない形にしてなっているので仕方ないのかもしれません。メダカもかなり品種改良が進んでいます。この辺りはどうなんだろうか疑問はありますが。
2時間以上一粒ずつ。1秒に1粒くらいのスピードです。本当にゆっくり。それが終わってから水槽内の水を少し捨ててまた水合わせ。10のうち2〜3が親水槽の水になったくらいでしょうか。そこから少し水を落とすスピードを上げる。1秒間に2粒くらいか。これで子水槽の水が倍になるくらいまで入れていきます。これが2時間強くらいでしょうか。
今度はまた水を捨てて水を3分の1くらいにしてから同じように親水槽の水を入れていく。2時間くらいでかなりの量になります。これである程度は水に対応できる状況になったのではないかなと。時間はかかりますがとにかくここは重要。
前回の水槽でエビが壊滅した理由はここではないと思っています。水槽の中で抱卵するまで生存していたからです。他の理由が何かあるのだと思いますがここは未だに不明。もっと観察していく必要があるのだと思います。奥が深すぎる。
そこから今度はエビを親水槽へ引っ越し。水ごとではなく生体だけを網で掬って移動。数も多いのでかなり時間がかかりました。比較的安価で購入した個体なので小さな個体もいます。仕方ない話です。近くのペットショップで購入するよりも3分の1くらいの値段になります。今はある程度数を増やしてその中で飼育について学びたいなと思っています。
ひたすら移動させた状態。まだ壁面は何もせずの状態で。緑の藻は汚れではないので見た目だけの問題です。元気になるとこの藻をツマツマして食べていきます。
上から撮影するとこんな感じ。比較的綺麗に見えます。
水槽は前面だけブラシで掃除。掃除しなくても良かったのですが生体が全く確認できないので。この辺りは私のエゴなのかもしれませんが。単純に抱卵個体からハッチアウトして稚エビが育てばいいというわけではないので。育っていく姿を見て確認したい。多くの人が興味関心を持ってくれているので見てもらいたいというのもあります。
アクアリウム。これは人の気持ちを落ち着かせる部分があります。見て癒される。多くの人が通りがかった時に見てくれる。それによって会話も増える。重要な要素です。
しつこいですがまたエビ生活を再開します。今度こそという気持ちが強くあります。何とかしたい。もちろんきちんと育てる気があります。お世話は引き続きやっていきます。
また近いうちに別水槽のことも書きます。こちらの水槽にも色々なことがありました。