碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

HTB「イチオシ!モーニング」の岩本勉さん

2013年03月24日 | テレビ・ラジオ・メディア

23日(土)の朝、札幌でHTB「イチオシ!モーニング」に生出演。

例によって、岩本勉さんの野球解説が楽しい。



本番中、ファイターズ・大谷選手の「二刀流」が話題になったので、「これまで二刀流を成立させた選手って、いるんですか?」と素直な質問をぶつけてみた。

で、岩本さんによれば、過去はともかく、現在はあまり、というか、ほとんどいない、とのこと。

それは、分業化が進んで、投手の中だけでも、先発、中継ぎなど、役割分担ができているので、投手とバッターという二刀流は、本当に難しいそうだ。

その分、大谷選手に期待が集まるわけですね。



【気まぐれ写真館】 新千歳空港 2013.03.23

2013年03月24日 | 気まぐれ写真館

NHK「テレビ~60年目の問いかけ~」の小野文恵アナウンサー

2013年03月23日 | テレビ・ラジオ・メディア

22日(金)夜、出張先である札幌のホテルで、NHKの放送記念日特集「テレビ~60年目の問いかけ~」を見ました。

出演は、関口宏、鈴木おさむ、村井純(慶大教授)、濱野智史(社会学者)など。










教え子である慶応碓井ゼミOGが、制作に携わっていたことを差し引いても、いやあ、面白かった。

確かに、NHKでしかできない番組だよなあ(笑)。

特に、番組の「最後のまとめ」に悩み、言いよどむ小野文恵アナウンサーがよかった。

あの何秒間かに、あの表情に、現在のテレビの状況が凝縮していたからです。

見逃した方は、再放送とか、オンデマンドとかで、ぜひ。







HTB「イチオシ!」の国井美佐アナウンサー

2013年03月23日 | テレビ・ラジオ・メディア

昨日(金)の午後は、HTB「イチオシ!」でコメンテーター。

MCの森さやかアナウンサーが産休に入って、現在は後輩の国井美佐アナが担当している。

以前、スタジオでご一緒したことはあるが、「イチオシ!」では初となります。

“明るいお嬢さん”キャラの国井アナ。

ヒロさんに鍛えられて(笑)、どどーんと大物になってください。

期待しております。





【気まぐれ写真館】 北海道2013.03.22

2013年03月22日 | 気まぐれ写真館

22日(金)午後は札幌で、HTB「イチオシ!」出演

2013年03月22日 | テレビ・ラジオ・メディア

22日(金)朝、札幌へと飛びます。

午後、HTB「イチオシ!」生出演。

昨日(木)の札幌は大雪だったそうで、桜が咲いている四谷キャンパスがうそみたいです。

再び冬支度で行ってきます。

シンポジウム満員御礼

2013年03月21日 | テレビ・ラジオ・メディア

21日に開催された放送批評懇談会シンポジウム2013 「ローカル
パワーの創り方」。

おかげさまで、会場がいっぱいになる盛況で、まさに満員御礼です。

講演者、パネラーの方々、そして参加者の皆さんのおかげで、充実した内容のシンポジウムにすることが出来ました。

ありがとうございました。




放送批評懇談会シンポジウム2013
ローカルパワーの創り方

【主催者あいさつ】



【基調講演】
デジタル時代(エイジ)の放送哲学
~ローカリズムとデジタルヒューマニズム~


テレビマンユニオン会長 ゼネラルディレクター 取締役
重延 浩



【特別講演】
ローカルパワーを応援!
~全国47都道府県芸人移住プロジェクト~


よしもとクリエイティブエージェンシー代表取締役副社長
泉 正隆




【プレゼンテーション】
ローカルパワーで挑む新ビジネス



テレビドキュメンタリーの劇場展開
東海テレビ放送プロデューサー 阿武野勝彦

デジタルサイネージで新たな収入構築
北陸朝日放送コンテンツ企画部 伊藤祐介



ローカル発のVOD事業をリードする
北海道テレビ放送取締役 上杉一紀

地場産業と歩む放送局
MBC開発代表取締役社長 陶山賢治

独立局コンテンツの“創意工夫”
テレビ神奈川編成局長 関 佳史

司会/碓井広義 上智大学教授







最後の「言いたい放談」、そして4月から・・・

2013年03月21日 | 「東京新聞」に連載したコラム

東京新聞に連載してきたコラム「言いたい放談」。

ラストとなる今回は、この2年間への感謝をこめて書きました。


これからも大竹さんと

このコラム、今回が最終回になる。あれも書きたい、これも言いたいと思いながら瞬く間に二年間が過ぎた。初めてお会いする人から、「東京新聞、読んでますよ」と言われたりすると実にうれしかった。

テレビプロデューサーをしていた頃、スタッフによくこんなことを言った。「いつまでもあると思うな、親とレギュラー」。もちろん本当は親とカネだが、レギュラー番組をやっているとつい永遠に続くような気になってしまう。そこに油断や隙が生じる。番組作りに甘さが出る。
それを自戒する言葉でもあった。

実際、どんな番組にも終わりはやってくる。視聴率が低ければ三回で消滅することもある。いや、評判がよくても放送局の事情やスポンサーの都合、時には不祥事で、番組は簡単に終わってしまう。その意味で、無事完走させていただいたことを、読者の皆さんに感謝し
ます。

そして、最後にひとつ報告を。なんと四月五日からBSジャパンの新番組「大竹まことの金曜オトナイト」(金曜夜十時五四分)にレギュラー出演することになった。週末深夜に展開する大人のための“言いたい放談”番組。どんな内容になるのか、私にも未知数だ。しかし、何かを生み出す試行錯誤ほどワクワクするものはない。

楽しい試行錯誤の連続だったこの二年、本当にありがとうございま
した。

(東京新聞 2013.03.20)

放送批評懇談会シンポジウム、明日(21日)開催

2013年03月20日 | テレビ・ラジオ・メディア

<日 時> 2013年3月21日(木曜日)13:00~17:00

<会 場> 海運クラブ 2階ホール (東京都千代田区平河町)

<主 催> NPO法人放送批評懇談会

<対 象> 民放、NHK。番組制作会社。企業のメディア担当者。通信事業者。衛星放送事業者。ケーブルTV。インターネット関連会社。広告会社。新聞社、出版社。官公庁。自治体。各種権利団体。大学・研究者ほか。


放送批評懇談会シンポジウム2013
ローカルパワーの創り方


【基調講演】
デジタル時代の放送哲学
~ローカリズムとデジタルヒューマニズム~


テレビマンユニオン会長 
ゼネラルディレクター 取締役
重延 浩

【特別講演】
ローカルパワーを応援!
~全国47都道府県芸人移住プロジェクト~


よしもとクリエイティブエージェンシー
代表取締役副社長
泉 正隆


【プレゼンテーション】
ローカルパワーで挑む新ビジネス


テレビドキュメンタリーの劇場展開
東海テレビ放送プロデューサー
阿武野勝彦

デジタルサイネージで新たな収入構築
北陸朝日放送コンテンツ企画部
伊藤祐介

ローカル発のVOD事業をリードする
北海道テレビ放送取締役
上杉一紀

地場産業と歩む放送局
MBC開発代表取締役社長
陶山賢治

独立局コンテンツの“創意工夫”
テレビ神奈川編成局長
関 佳史

司会/碓井広義 上智大学教授


異色のホームドラマだった「おトメさん」

2013年03月20日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

日刊ゲンダイに連載している「TV見るべきものは!!」。

今週は、テレビ朝日の連ドラ「おトメさん」について書きました。


おトメさん
古くて新しい!? 
異色のホームドラマだった

連続ドラマが次々と最終回を迎えている。テレビ朝日「おトメさん」も先週がラスト。思えば、ホームドラマとしては異色の1本だった。

その理由は3つある。まず嫁と姑(ネットではトメ)という昔ながらの題材に新たな切り口を持ち込んだことだ。「強者である姑と泣かされる嫁」というパターンを壊し、姑(黒木瞳)が嫁(相武紗季)に戦々恐々とする。

次にホームドラマでありながら、結構ハラハラさせるサスペンス仕立てになっていたこと。元キャバクラ嬢という嫁の正体がつかめなかったり、姑が抱えている秘密が明かされなかったり。その上、ある男の失踪事件や立てこもり事件まで展開されたのだ。

そして3つ目は2人の女優のチャレンジである。どんな役もどこかキレイゴトに見える黒木が、罵倒され、いじめられる姑になりきり、ひたすら明るく元気なイメージの相武が、かなりハラのすわった嫁を好演した。

特に最終回での本音のぶつけ合いは圧巻だった。「何なの!この家を無茶苦茶にして」と黒木が吠えれば、相武も「だったら、やり直せばいいじゃない!」と応戦。家族が本音を言い合うことで、一度壊れた家庭を再生していく道が見えてきた。

最終回の視聴率13.6%。平均11.5%という数字も今期では上位となる。ホームドラマという古い器も使い方次第なのだ。

(日刊ゲンダイ 2013.03.19)

【気まぐれ写真館】 サクラサク

2013年03月20日 | 気まぐれ写真館


【気まぐれ写真館】 春休みのグラウンド

2013年03月19日 | 気まぐれ写真館

今度は、「さとり世代」だって・・・

2013年03月19日 | 本・新聞・雑誌・活字

朝日新聞が、「さとり世代」という言葉をめぐる記事を掲載していた。
(3月18日)

「ゆとり教育」を受けた世代と年齢的にほぼ重なるそうで、「物心ついたときにはバブルが崩壊し、景気は後退。一方で、ネットが普及し、自ら足を運ばなくても欲しい情報が手に入る環境を享受してきた」
若者たちだという。

その特徴としては・・・・

 クルマやブランド品に興味がない
 必要以上に稼ぐ意欲はない
 パチンコなど賭け事をしない
 海外旅行への興味が薄い
 地元志向が強い
 恋愛に淡泊
 過程より結果を重視
 主な情報源はインターネット
 読書も好きで物知り


ふーん、なるほど。

それで「さとり世代」ですか。

わかる部分もあり、「そうかなあ」という部分もある。

この20年の日本の状況の中で育ってきたわけだから当たり前じゃん、という気もするし。

記事には「企業には危機感」の小見出しがあるけど、若者を単なる購買層とだけ捉えていれば、そうなるでしょう。

また、「労働現場」からは、「覇気を感じない」という声が挙がっているとも書いてあるが、じゃあ、「覇気を感じる」若者って、いつの時代ならいたと言うんだろう。

現実の若者たちはもっと多様で、「ゆとり世代」だ、「さとり世代」だという言葉だけでくくれるものではない。


それにしても、こういう「レッテル貼り」って、どれだけ意味があるんだろうか。

レッテルを貼ることで、何かわかった気になりたいだけじゃないのかな、とも思う。

ま、構いませんが(笑)。


【気まぐれ写真館】 飛行機雲

2013年03月18日 | 気まぐれ写真館

やっぱり、面白いなあ 「まほろ駅前番外地」

2013年03月17日 | テレビ・ラジオ・メディア

毎週欠かさず、「まほろ駅前番外地」(テレビ東京)を見ている。

うーん、やっぱり、面白いなあ(笑)。

映画「まほろ駅前多田便利軒」から見ているわけだけど、啓介と行天というか、瑛太と松田龍平のコンビネーションが、もう絶妙さのマックス(?)に到達しているのだ。

最近は、見ていて、ストーリーなんかどうでもよくなっており、ひたすら、この2人が作る空気感を楽しんでいます。

このまま1年くらい、ずっと続けてくれないものですかねえ(笑)。