ポスト都知事へのマスコミ報道に怒りの日々

2016-06-19 12:51:51 | 政治
舛添都知事が 
都民の怒りの前に、都知事の椅子に座り続けることが困難となり
辞意を表明した。

途端に、マスコミは ❝ポスト舛添❞ なる報道を始めた。

与野党の国会議員、元宮崎知事、元大阪市長
タレントの名前を冠にその父 等々が取りざたされている云々…

しかし、
一体全体どこでそんな名前が挙がっているというのだ?
その根拠は全く示さない。
都民そっちのけの、連日のバカ騒ぎに、
誰目線?と腹を立てていた。

今日の赤旗に
「武田砂鉄の いかがなものか⁉」と言う記事が載っていた。
不勉強にして武田砂鉄氏のことは知らなかったが、
記事を読んでなるほどと思った。

武田氏は、
各局が街頭で「次期都知事は誰がいいか」と問い
街中の皆様が上記の名前を素直に挙げていることに
手早くニュースを作り上げる製作者の釣り糸にひっかかっていいのか
と批判している。

この間の報道を見ていたことから判断するに
街の声が上げる名前は
マスコミがポスト舛添で垂れ流した名前である。

さらに
マスコミは、候補と名を挙げた人たちの
「そのつもりはない」「打診されていない」などのコメントをわざわざとって、
でもその方向で進むかのようなニュースを作っている。
都民の一人として
既成事実を作り上げるかのような報道の仕方に腹が立つ。

見識があると自他ともに認めているであろう
報道番組のキャスターからして
その局の報道姿勢からは逃げられないと見え
ポスト舛添論を展開している。

マスコミが作り上げる
有名人候補という虚像に期待するのはお終いにして
今度こそ
清潔で 都民のくらしをよくわかり
それを、日本一豊かな税収で解決を図る
オリンピックよりも
保育所の整備や、若者の就学や就業を応援し、特養の整備など
都民のくらし最優先で進める都知事を!
と思う。

武田氏は、
市川海老蔵氏の妻の病状を勝手な推測で報道する姿勢も批判している。
全くの縁も所縁もない私でさえ
市川海老蔵夫妻やご家族の皆さんの心痛いかばかりかと
これらの報道が流される度に気の毒に思う。
従ってチャンネルを替えることにしている。

武田氏はこうしたマスメディアのあり方に
インスタントな具材を作り続けることに煩悶は無いのか
と問いかけている。

私たち情報の受け手の側も、
マスコミが作り出す情報を鵜呑みにせず、取捨選択し
本当の情報を手に入れる努力が求められているのだと反省した。