きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

衣裳方…今日は琉球衣裳の着付け

2013-06-11 15:32:46 | 衣裳方
琉球衣裳は必修科目
鹿児島の「きつけ塾いちき」では衣裳方のお勉強の中で必修科目になっています。
鹿児島の舞踊の会では、沖縄に近いこともあって、琉球衣裳を着た演目がけっこうあります。
ですから、衣裳方のカリキュラムに「琉球衣裳の着付け」があるわけです。

今日は衣裳方の最後のおけいこ
衣裳方のお勉強をしているUさんにとっては、初めて手にする「琉球衣裳」。
日本のきものと異なる、独特の着付けを体験しました。
すでに舞踊の会の舞台裏でも活躍を始めたUさん。
琉球舞踊「四つ竹」などの着付けをする機会が近いかもしれませんね。


琉球衣裳の着付けをするUさん

市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関東と関西は○○が違う Ⅱ

2013-06-11 00:35:14 | 日本舞踊
きものの下着の呼び方が違う
おこしのことですが、関西では「すそよけ…裾除け」といいますが、関東では「けだし…蹴出し」と言います。
「裾除け」も「蹴出し」も、舞踊の着付けで人さまに着せていて、実によくわかる表現です。
またその昔、関東のけだしは、ケッポリダシと言っていたそうです。
何とも直接的でユニークだとは思いませんか。

帯の仕立てが違う
ここでいう「帯の仕立て」というのは、帯のたれ先のカイキリ線の仕立てを言っているのです。
関西は、帯のカイキリ線より少し長めにかがります。関東は、帯のカイキリ線でスッパリ切ります。
ですから、関西で仕立てた帯をよく見てみると、カイキリ線より長めになって、帯の地の部分が出ています。
これに比べると関東のものは、カイキリ線で切れています。
次の写真を見てください。右はカイキリ線より下に生地の無地場が見えるでしょう。
左の帯は、カイキリ線でスッパリ切ってありますね。面白いですよね。



市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「飛翔の会」が無事幕に‼

2013-06-10 02:51:38 | 日本舞踊
日頃の成果、17演目を披露
6月9日(日)、花柳二千翔社中の主催する「第23回・飛翔の会」が、「サンエールかごしま・2階ホール」でで行われ、多くの観客の皆さんにご覧いただき、感動のうちに幕となりました。
小学4年生の女の子の、常磐津「紅売り」を幕開きに、二千翔会主の「長唄・都名所」まで、素晴らしい舞台となりました。



会主のご了解を頂いて、写真で皆さんにお知らせする事が出来るといいと思っています。
楽しみにお待ちくださいませ。

市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関東と関西は○○が違う

2013-06-08 23:54:58 | 日本舞踊
帯の巻き方が違う
きものを着る場合、一般の着付けの場合もそうですが、関東と関西では帯の巻き方が逆です。
着付け教室の場合も、関東に本部が多い為なのか、関東巻きが圧倒的に多いと思われます。
関東巻きは、反時計方向に帯が巻かれていき、関西巻きは時計方向に巻かれます。
箱根を境にして分かれているのでは…とは、先輩の言ですが、調べたわけではありません。
時代劇のテレビや映画などを見ていると、京都の太秦で撮影されると江戸の町人でも関西巻きです。
東京で撮影されたものは、大阪の商人でも関東巻きになってしまいます。



衣紋の抜き加減が違う
歌舞伎座に行って感じるのは、観劇に来ているきもの姿の女性の衣紋の抜き方が少ないのを感じます。
南座に行くと、衣紋はキッチリ抜いています。
関西の人が関東の女性の衣紋を見ると、「もう少し抜いたらいいのに」と思うし、関東の方は関西の女性を見て、「抜き過ぎよ」と思うわけです。

舞踊の衣裳も基本が違う
私は関西巻きで「舞踊の着付け」をしていてす。
ですから、関西の衣裳屋さんの本衣裳は、着せ方に苦労はしません。
しか、松竹衣裳などの本衣裳は、柄付けが逆なので、頭をリセットしないと苦労します。
そのほかにも異なるところが多くあるのです。
書いていくときりがないので、次回にゆずりたいと思います。

江戸時代の歴史を振り返ると、きものや帯結びの流行は、まず京都・大阪が作り出し、江戸中期くらいになると江戸文化が圧倒的に優位を占めるようになります。
こうした変遷の中で、関西と江戸という二つの文化が育まれてきたのだと思います。
この項は、ひきつづき書いていきたいと思っています。

市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうリハーサル、あす本番/花柳二千翔社中…「飛翔の会」

2013-06-08 00:12:40 | 日本舞踊
17演目支える舞台裏
6月9日(日)、12時半から、花柳流・花柳二千翔社中の「飛翔の会」が開催されます。
毎年開催される「飛翔の会」も今年で23回をかぞえます。
舞台裏では、お弟子さん方が音響や後見などもしながら、舞台では「古典舞踊17演目」を観客の皆さんに披露することになっています。

今回の「飛翔の会」の番組表(上)
昨年の「飛翔の会」の出演者抜粋(下)
  
場所は「サンエールかごしま」2階のホールです。
舞踊の好きな方、関心のある方はぜひお越しください。
当日の舞台裏で私どもは、「衣裳の着付け」を行なっております。

市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この夏は、ご自分で浴衣を着ませんか。

2013-06-07 01:24:49 | 浴衣の着付け
浴衣教室が始動。
「きつけ塾いちき」は、例年通り「浴衣教室」を開催することになりました。
早めに内容をお知りになりたい方は、0120-29-8144 まで、お問い合わせ下さい。



近く、このブログでお知らせ致します。
短期間に身につく浴衣の着付けの進め方と、授業料金をこのブログでお知らせ致します。
きっとご満足いただけるものと思います。
あなたのヤル気をお待ちしています。
思い切って決意しなければ、浴衣の着付けも自分のものにはなりませんよ。
そのために私どもは、全力を挙げてお手伝いさせて頂きます。

市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

振袖・帯専科上級コース…録画収録

2013-06-06 23:02:04 | 振袖着付け
早く、簡単に、豪華に…「スペシャル帯結び十種」
「きつけ塾いちき(宮崎きもの学院)」の振袖のコースには、「振袖専科」と言われる「着せ付け」を主眼に置いたコースの他に、「帯結び専科」があります。
「帯結び専科」の中には、「初級」「中級」「上級」のコースがあり、上級のコースは「スペシャル帯結び十種」と言われるものです。
このコースのコンセプトは、「早く、簡単に、豪華に見える帯結び」を学べるものです。



指導者向けの手本として…
収録した録画の使途は、学院の指導者向けに作られるものです。
今年夏の振袖の前撮りから来春の成人式まで、多くの帯結びを蓄積して、新成人に喜んで頂けるようにしていきたいものです。
帯結びの収録には、ベテランの講師が担当しました。


市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏季セミナーのモデルさんが決まりました。

2013-06-06 10:32:02 | 舞妓・芸妓の着付け
7月10日(水)、宮崎市民プラザで開催
宮崎きもの学院(きつけ塾いちき)が、毎年行っている「夏季セミナー」が、今年も7月10日(水)午前10時から、宮崎市民プラザで開催されることになりました。
今年のセミナーの課題は、「関東の半玉(ハンギョク)」と、「京都の舞妓」の着付けを披露することになりました。
きもの姿の形も帯結びも違う舞妓と半玉。
セミナーに参加して頂いて、江戸と京都の歴史、着付けや帯結びを楽しんで頂きたいと思います。

二人のモデルが決まりました。
このセミナーで、モデルになっていただくお二人が決まりました。
そのうちのお一人は、宮崎市内の大学でお勉強している19才のかわいいお嬢さん。(写真・左)
もう一人は、宮崎きもの学院を小さい頃からよくご存じの方です。(写真・右) お二人ともかわいい方ですから、当日のセミナーが楽しみです。

 

市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月の主な予定…「舞踊の会」と「歌舞伎観劇」

2013-06-04 23:42:52 | 歌舞伎観劇
6月9日(日)、花柳二千翔社中「飛翔の会」
花柳二千翔社中の「第23回・飛翔の会」が、6月9日(日)、「サンエールかごしま」で行われます(12時半開演)。
毎年、巾の広い演目でお客さまを引き付ける、素敵な舞台を演出されています。
大変お世話になっている社中です。
今年も気の抜けない舞台裏になりそうです。


15日(土)と17日(月)は、博多座観劇
今回の「博多座観劇」は、もちろん…澤瀉屋(おもだかや)の二代目市川猿翁・四代目市川猿之助・九代目市川中車・揃い踏みの「襲名披露口上」を観るためです。
今回の参加者は、約30名。
どなたの楽屋に伺うか未定ですが、楽屋に30名で伺う事など出来ないので、二回に分かれて行くことになりました。一年前から予定していたので、学院の中でも、今からソワソワしているファンが多くいます。


6月23日(日)、第12回「ジュニア日本舞踊コンクール九州大会」
「国際文化交流会TEN」が主催する「日本舞踊を踊る子供たちの九州の祭典」です。
あらゆる流派から、選りすぐりのジュニアが、九州のコンクールでナンバーワンを決めます。
身に付ける衣裳は、すべて京都から運ばれてきた本衣裳。
私たち衣裳方も、心を込めて着付けさせていただきます。


市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここが美容師の勝負どころ…花嫁着付け

2013-06-04 00:22:16 | 花嫁の着付け
「花嫁着付け」がやってきた。
「いつか花嫁衣裳を着付けたい。」…そう思いながら、「きつけ塾いちき」に花嫁着付けを習いに来ていた美容室経営のE先生。  がんばった甲斐あって、花嫁着付けの資格試験にも合格しました。
しばらくして、E先生のもとに「婚礼衣裳の着付け」の仕事が入ってきたのです。
そうなると、中途半端な着付けで仕事は受けられません。
このところ数回、助手の美容師さんと一緒に、花嫁着付けの復習にお出でになっています。



真剣に学ぶいい顔…
学院に復習に来られたE先生を見て、「いい顔をしてるなア…」と言ってしまいました。
「真剣勝負の顔やなあ…これなら大丈夫!」。そう思ったからです。
今までは、「花嫁着付けの依頼が来るか来ないかわからない」のに勉強していたわけです。
しかし今度は、一週間後に花嫁を作らなければなりません。真剣さが違うのです。
ここが美容師の勝負どころ。今まで学んだことを全てぶつけたら大丈夫。E先生、がんばってください。


市川猿之助サイトへ                 市川笑三郎ホームページへ 
中村芝雀七世ウエブサイトへ           葵舞踊振興協会公式ホームページへ
津軽三味線 石井流オフィシャルサイトへ    きつけ塾いちきホームページへ
「きつけ塾いちき」の「まいぷれニュース」へ   おしゃれに「きもの語り」
小粋におごじょ     さくら道場物語    日扇堂ホームページへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする