きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

命の水 PFASと市民③ 血液検査求めて

2023-08-17 07:46:25 | 環境問題・気候変動・地球温暖化について
命の水 PFASと市民③ 血液検査求めて

東京都国分寺市では、7月2日に「PFAS汚染を考え、安心で住みやすい国分寺を創る市民の会」が発足しました。発足集会には会場に入りきらないほど人が集まりました。
同会事務局長の水谷淳さん(67)によると、すでに多くの市民から要望が寄せられています。



多摩地域は自然が豊かです=東京都

「学校や保育園などに浄水器をつけてほしい」「野菜のPFASを調べてほしい」「農地用水から検出されたら、市が責任もって浄水器をつけて」「いつからこの水を飲んでいたのか、東京都に明らかにしてもらいたい」「いつから横田基地で泡消火剤を使っていたのか、きちんと発表して」
同会では市の9月議会に提出することを目標に署名を集め始めました。
署名は、国分寺市議会に対し、「国と都の責任で多摩地域の住民の血液検査を求める意見書」の提出を要求しています。



地下水の給水拠点を案内する水谷淳さん=東京都国分寺市

血中濃度の基準は日本にありません。水谷さんは、どれだけ体にたまっても評価しない、病気になっても関係あるかはわからないということ、と指摘します。
「国の責任で血液検査をして、血中濃度の基準を決めなければ日本は前に進めない。会としては、市民から寄せられた声をまとめて、議会に届けていきたい。国は米軍横田基地に立ち入り調査を実施して、その結果を市民に明らかにしてほしい」
(おわり)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年8月15日付掲載


「学校や保育園などに浄水器をつけてほしい」「野菜のPFASを調べてほしい」「農地用水から検出されたら、市が責任もって浄水器をつけて」「いつからこの水を飲んでいたのか、東京都に明らかにしてもらいたい」「いつから横田基地で泡消火剤を使っていたのか、きちんと発表して」
「国の責任で血液検査をして、血中濃度の基準を決めなければ日本は前に進めない。国は米軍横田基地に立ち入り調査を実施して、その結果を市民に明らかにしてほしい」

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