きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

自衛隊基地強靭化計画 兵庫・伊丹 核攻撃想定に住民衝撃 基地周辺は市街地の中心

2023-04-19 07:10:47 | 統一地方選挙(2023年)
自衛隊基地強靭化計画 兵庫・伊丹 核攻撃想定に住民衝撃 基地周辺は市街地の中心
約300の自衛隊基地を核兵器攻撃などに備え整備する自衛隊基地「強靱(きょうじん)化」計画の対象地区は、市街地である場合が少なくありません。兵庫県伊丹(いたみ)市もその一つ。日本共産党と後援会は「絶対に戦争にさせない」と訴え、統一地方選をたたかっています。(前田泰孝)



伊丹駐屯地沿い。女性が歩く道のフェンス越しに、自衛隊員たちが台座に固定した銃を地面に並べていました。その近くでは学校から帰宅した小学生を保護者が抱き上げていました。駐屯地は生活のど真ん中にありました。
千僧(せんぞ)駐屯地沿いに暮らす蓮山(はすやま)文子さん(73)は、攻撃されることを前提にした計画に衝撃をうけました。



住宅街に囲まれた千僧駐屯地=4月13日、兵庫県伊丹市

街の機能まひ
「市役所、水道局、消防署、警察署…ここは官庁街です。攻撃されたら市の機能は、まひします」。子どもに関わる施設も駐屯地を取り囲んでいます。(地図)
「政府は敵基地攻撃を可能にし『国を守る』と言うけれど、これでは自衛隊が生き残るための大軍拡です。『ふざけるな』と言いたい」
松本民男さん(77)は、核攻撃被害を想定していることを批判します。「私は長崎原爆の胎内被爆者です。大変な時代が来ました。『軍拡反対』を掲げている日本共産党が頼りです」
伊丹市議選(23日投票)で共産党は1増の3議席を目指し、服部よしひろ(71)=元=、かしばふみ(65)=新=、よしお周二(67)=新=の3氏が立候補しています。支持を広げている服部多眞子(たまこ)さんは、自衛隊強靱化の問題を入り口に対話をしています。



街頭で訴える(左から)よしお、かしば、服部の3候補=4月16日、兵庫県伊丹市

「話が広がる」
「一般紙がほとんど報じていない分、対話すると相手は『えっ!』と関心を示し『知らせてくれてありがとう』と言われることもあります。この話を入り口に、平和の問題から暮らしや福祉の実績に話が広がります」
党と後援会は連日「憲法9条を生かし平和外交と戦争しない国をつくることが政治の責任。共産党と共に実現させましょう」と訴えています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年4月18日付掲載


駐屯地は生活のど真ん中にありました。
千僧(せんぞ)駐屯地沿いに暮らす蓮山(はすやま)文子さん(73)は、攻撃されることを前提にした計画に衝撃を。
「市役所、水道局、消防署、警察署…ここは官庁街です。攻撃されたら市の機能は、まひします」。子どもに関わる施設も駐屯地を取り囲んでいます。(地図)
伊丹市議選(23日投票)で共産党は1増の3議席を目指し、服部よしひろ(71)=元=、かしばふみ(65)=新=、よしお周二(67)=新=の3氏が立候補しています。支持を広げている服部多眞子(たまこ)さんは、自衛隊強靱化の問題を入り口に対話を。
戦争が身近に感じられる伊丹市。日本共産党の全員当選で、憲法9条を生かし、平和外交をと訴えます。
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参政党 侵略美化・大軍拡… 「古くて危険」な思想

2023-04-18 07:11:09 | 統一地方選挙(2023年)
参政党 侵略美化・大軍拡… 「古くて危険」な思想

統一地方選に今回初めて臨んでいる参政党が、後半戦の市区町村議選(23日投票)に約180人の候補者を擁立し、各自治体での初議席の獲得を狙っています。同党は「新しい政治への挑戦」を掲げ、前半戦で7議席を獲得しました。しかし、その言動には「古くて危険な政治」の発想が表れています。
同党は、神谷宗幣事務局長編著の『参政党Q&Aブック基礎編』で、日本の過去の侵略戦争を、戦前そのままに「大東亜戦争」と呼び、「空軍力と海軍力」の「倍増」を唱えています。「結果として防衛費のGDP比2%が当然視野に入ってくる」と述べるなど明確な大軍拡派です。
憲法については、神谷氏が昨年7月の参院選での当選後、9条に疑問を呈し、「自主防衛体制」の確立を目指す考えを表明。党ホームページでは「日米安保条約と日米豪印戦略対話(Quad)をアジア海洋同盟として進化させ…インド太平洋地域における連携を強化」するなどと主張しています。
神谷氏は「大東亜戦争に負けたことに今の日本の衰退の原因がある」とも発言。党の事務局通信では南京大虐殺も「なかった」とされています。
ジェンダー問題では、選択的夫婦別姓の導入を否定しています。参政党の街頭演説では、アドバイザーの武田邦彦氏が「男が子どもを育児するっていうのは非常に問題」などと発言しています。
神谷氏は最近の演説で「共産党が言っていることをその通りやると日本が駄目になる。もっと二酸化炭素は減らせ、LGBTQ、LGBTQ、ジェンダーフリーでしょ。それでは共同体は維持できない」などと気候危機打開やジェンダー平等を掲げる日本共産党への攻撃まで始めています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年4月16日付掲載


『参政党Q&Aブック基礎編』で、日本の過去の侵略戦争を、戦前そのままに「大東亜戦争」と呼び、「空軍力と海軍力」の「倍増」を。
参政党の神谷氏は最近の演説で「共産党が言っていることをその通りやると日本が駄目になる。もっと二酸化炭素は減らせ、LGBTQ、LGBTQ、ジェンダーフリーでしょ。それでは共同体は維持できない」などと気候危機打開やジェンダー平等を掲げる日本共産党への攻撃まで。
統一地方選挙後半戦、兵庫県でも、西宮市、芦屋市、宝塚市、明石市、小野市、姫路市などで立候補。あなどることはできませんね。
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維新 「身を切る改革」は本当か 政党助成使い残し 国庫返さず10億円 2400万円超す議員も

2023-04-17 07:05:45 | 統一地方選挙(2023年)
維新 「身を切る改革」は本当か 政党助成使い残し 国庫返さず10億円 2400万円超す議員も
統一地方選前半戦で「躍進」した日本維新の会。公約に掲げる「身を切る改革」や「既得権益打破」といったイメージへの共感が広がった…などと報じられていますが、国民の税金である政党助成金(政党交付金)の問題では、何の「改革」も実行しているわけではありません。
2021年の「政党交付金使途等報告書」によると、維新は、19億2245万1000円の政党助成金を受け取っています。この額は、「おおさか維新の会」でスタートした16年に受け取った約7億円の2倍以上となります。
政党助成法によると、政党交付金の残金は国庫に返還することが原則になっていますが、「基金」をつくれば、例外として国庫に返還せず翌年に繰り越すことができます。
このため自民党は214億1413万9111円、公明党は16億2874万2669円をそれぞれ翌22年に「基金」としてためこんでいます。維新も10億4000万円を「基金」としてためこみました。その年に受け取った額のほぼ半分です。


「維新」の政党助成金ためこみ額
日本維新の会10億4000万円
清水貴之参院議員(兵庫)2431万5232円
片山大介参院議員(兵庫)2407万8828円
室井邦彦参院議員(比例)1642万9379円
浅田均参院議員(大阪)450万24円
鈴木宗男参院議員(比例)416万4164円
高木かおり参院議員(大阪)300万11円
梅村みずほ参院議員(大阪)250万14円
池下卓衆院議員(大阪10区)227万8897円
早坂敦衆院議員(比例東北)200万円
赤木正幸衆院議員(比例近畿)200万円
《注》国会議員は200万円以上。政党交付金使途等報告書(2021年)で作成。


維新の衆参国会議員は、自らが支部長を務める維新支部で党本部から政党助成金を1000万円とか545万円とか、交付されています。その維新支部の「政党交付金使途等報告書」をすべて調べると、「基金」はあわせて1億156万9000万円にのぼりました。
清水貴之参院議員(兵庫)の2431万5232円、片山大介参院議員(同)の2407万8828円など、その年に受け取った政党助成金より多額の「基金」がある議員も。(表参照)。
国民が物価高で苦しむなか、国民の税金を平然と受け取り、使い残して国庫に返還せず、「基金」でためこむ―。維新の「身を切る改革」は眉唾ものです。
(藤沢忠明)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年4月15日付掲載


大阪に次いで維新の影響力の強い兵庫県。
過去2回の参院選で自民、公明と並んで当選した維新の議員。
清水貴之氏と片山大介氏。身を切る改革を叫びながら、ちゃっかり2000万円以上の政党助成金を貯めこんでいる。
その同じ維新が統一地方選挙後半戦にも候補者を擁立。
その本質を見破って欲しい。
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お役立ちトク報 補聴器助成 ここでも実現 2万円支援助かる

2023-04-16 05:42:03 | 統一地方選挙(2023年)
お役立ちトク報 補聴器助成 ここでも実現 2万円支援助かる
千葉県鎌ケ谷市 共産党市議が奮闘


加齢性難聴は相手の声が聞こえにくいため、高齢者の引きこもりの一因になるといわれています。認知症のリスクを高めることも明らかになっています。日本共産党地方議員団の働きかけで補聴器購入の費用を助成する自治体が増えています。
川田博子記者

全国120超の自治体に広がり
【補聴器購入費助成】

高齢者などの聞こえの支援のため、補聴器の購入費を助成する制度です。少なくとも全国で120を超える自治体で行っています。
助成の内容や申請に必要な書類、申請方法は自治体によって異なります。申請前に補聴器を購入してしまうと助成制度の対象とならない自治体もあります。「補聴器の耐用年数は約5年」「耳の状態が変わる可能性がある」として、最初の交付から5年経過後に再度申請できる自治体もあります。
東京都港区は助成対象が60歳以上で所得制限はありません。助成額の上限は13万7千円(住民税課税の人は補聴器購入額の2分の1で上限6万8500円)です。
まず、お住まいの自治体に、高齢者の補聴器購入費助成制度があるかどうか、ある場合は対象者や申請方法などを確認しましょう。

粘り強く要求 助成額、対象拡大もっと
千葉県鎌ケ谷市では1月から高齢者補聴器購入費用の助成事業が始まりました。
1月16日以降に補聴器を購入した人のうち、対象となるのは▽65歳以上▽住民税非課税世帯▽耳鼻咽喉科の医師から補聴器が必要と認められた人▽聴覚障害の身体障害者手帳を持っていない人―です。(助成は1回目の購入のみ)
助成額は最大2万円です。3月末現在で35人が申請しています。
同市で家族と暮らす渡辺イミさん(85)。十数年前から、さまざまな場面で聞こえづらさを感じてきました。自宅の外にも聞こえるほどテレビの音量を上げていました。10人ほどの集まりでも会話が聞き取れないこともありました。



「補聴器で会話がよく聞こえるようになりました」と話す渡辺イミさん(前)と松原よし子鎌ケ谷市議

32万円超で購入
新日本婦人の会のニュースで市の助成制度ができたことを知った渡辺さん。市の高齢者支援課から「高齢者補聴器購入費用助成申請書」と「医師の証明書」(市が定めた書式)を受け取りました。
耳鼻咽喉科で医師の診察を受け、証明書に記入してもらいました。その後、補聴器を購入し、領収書(補聴器の品名、購入金額、購入日、購入先を明記したもの)を受け取りました。
申請書と医師の証明書、補聴器の領収書のコピーをそろえて市に申請し、2万円の助成を受けられました。
「補聴器の利用で、集まりでの会話やマスクをつけた人の話などが聞き取れるようになり、助かっています。でも補聴器は両耳で約32万7千円と高額でした。もう少し助成額を引き上げてほしいです」(渡辺さん)

住民の声届ける
日本共産党市議団は、3年前の2020年から、議会で粘り強く「補聴器購入費助成制度の実現を」と質問。新婦人や年金者組合が行ったアンケートに寄せられた「価格が高くて買えない」などの声や、東京都内の自治体の先進的な助成制度の事例を示してきました。議会の一般質問で補聴器助成を求めたのは日本共産党だけでした。
22年11月21日、市は補聴器助成を実施する方針を表明。自民・公明などの市議が質問したのは市の表明の後でした。
「住民の皆さんと一緒に声をあげ、市を動かすことができました」と話すのは日本共産党の松原よし子市議。「年齢を重ねても安心して過ごせる環境をつくることは自治体の責任です。引き続き補聴器助成制度の拡充を求めていきたい」と。
渡辺さんは松原市議に期待を寄せます。「市議選で必ず当選して、補聴器助成制度の助成額や対象の拡大、高齢者施策の充実などに頑張ってほしい」

「しんぶん赤旗」日曜版 2023年4月16日付掲載


兵庫県耳鼻咽喉科医会によると、2022年8月現在、兵庫県内では、明石市、相生市、養父市、稲美町でなんらかの助成制度があるようです。
【補聴器購入助成制度】
鎌ケ谷市と同様に、1回限りで2万円~3万円の助成です。
統一地方選挙後半戦。兵庫県では、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、明石市、三木市、姫路市、相生市、播磨町、太子町で行われます。
実施中の明石市、相生市を含めて充実、実現を求めて運動していきたいですね。
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統一地方選挙後半戦 兵庫県 予定候補者その2

2023-04-15 07:23:13 | 統一地方選挙(2023年)
統一地方選挙後半戦 兵庫県 予定候補者その2
【姫路市】
誰もが自分らしく


姫路市議選で日本共産党は、谷川まゆみ(69)、苦瓜かずしげ(69)、村原もりやす(61)=以上現=、小田きょう子(41)=新=の4候補が現有3(前回4人当選、1人死去)から議席増をめざします。
日本共産党は、市民と共同して中3までの医療費無料化や中学校給食の全校実施、市営住宅の保証人要件廃止などを実現しました。
4候補は、▽18歳まで子どもの医療費を所得制限なしで無料に▽小中学校の給食費ゼロ▽市立3高校の統廃合中止▽掴鱗、介護保険料・利用料引き下げ―など、大軍拡ノー、いのち、暮らし、平和を第一に「誰もが自分らしく輝く姫路市を」と訴えています。
定数2減の45に64人が乱立する多数激戦です。


【相生市】
声まっすぐ届ける


相生市議選で日本共産党は、岩崎修候補(64)=現=が現有議席の確保をめざします。
岩崎候補は医療費無料を高校卒業まで拡大、就学援助制度の入学準備金の入学前支給、高齢者補聴器購入助成―を実現しました。
市議選では、▽高齢者外出支援の充実▽国保税・介護保険料の負担軽減▽保育士確保、待機児童解消▽地域医療充実▽空き家対策充実で地域ににぎわい―の五つの重点政策を掲げ、「市民の願いをまっすぐ市政に届けます」と訴えています。
定数14に16人が立候補を予定。激戦となっています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年4月15日付掲載


姫路市は、森ゆき子市議を新型コロナで亡くしただけに、4議席回復は切実です。
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