ロシア漁業者は公海操業での違反においても罰金を支払うこととなる

２０１４年０９月１３日
モスクワ発
[ロシア漁業者は公海操業での違反においても罰金を支払うこととなる]
ロシア下院が、公海漁業規則に関する法案を検討しており、これが適用されると、ロシア漁業者は、当該海域での違反についても罰金の支払が義務付けられることとなる。
罰金額は一般漁業者が５００ルーブル-４,０００ルーブル、公務員が２万ルーブル-３万５,０００ルーブルとなっている。
また、これに一定期間の操業許可停止、累犯による罰金の増加等のシステムが盛り込まれている。
現在、ロシアの漁業分野の法律は、その違反への罰則について、内水面、領海、大陸棚、および排他的経済水域での行為のみを想定しており、公海における国際協定に基づいた操業に関しては不十分な状態となっている。