2014年09月23日 モスクワ発
[ロシア漁業庁がサンマ操業会議を開催(9月22日)]
ロシア漁業庁は、同庁副長官ソコロフ(ワシリー)が議長となり、通信を利用した、今年2014年漁期のサンマ操業にかかる会議を開催した。
この会議には、極東地方の漁業地域管理局、地方行政、研究機関の代表者らが出席した。
ロシア漁船による今年2014年漁期開始から同年9月22日までのサンマ漁獲量は、ロシア排他的経済水域外を含め.............トンとなった。
これは、前年2013年同期を.........%、...........トン程度上回っている。
先週(2014年9月14日-同20日の週)、ロシア排他的経済水域東側海域の漁場利用度は低く、ロシア漁船団は南クリール列島南西と南の海域へ移動、.........海域で主に操業を行った。
現在、ロシア漁船は、.......隻がサンマ操業に着業しており、漁獲物は、6隻の加工船”Виктор Гаврилов”(ヴィクトル・ガヴリロフ)、”Всеволод Сибирцев”(フセヴォロド・シビルツェフ)、”Капитан Ефремов”(カピタン・エフレモフ)”、”Петр Житников”(ペテル・ジチニコフ)、”Багратион”(バグラチオン)、”Витязь”(ヴィチャジ)と、色丹島の陸上加工場“Островной”(アストロヴヌイ)と“Крабозаводск”(クラボザヴォドスク)へ搬入されている。
また、ロシア排他的経済水域において政府間協定に基づき日本漁船.......隻と韓国漁船......隻が操業しており同年9月22日までの生産量は、それぞれ、..........トンと.........トンになっている。
科学研究機関は、今年2014年のサンマ漁業を成功させるための、科学的情報の提供、魚群探査等、産業支援を目的に、当該海域へ科学調査船等を投入している。
科学オブザーバーが乗船した漁船“НИКА-101”(NIKA-101)、科学調査船“ПрофессорЛеванидов”(プロフェッサー・レヴァニドフ)、そして科学調査船“ТИНРО”(チンロ)がその任務にあたっている。
なお、会議では、特に加工船”Багратион”(バグラチオン)の火災事故について報告があったが、緊急事態である本件に関し、連絡体制の不備があり、ソコロフ(ワシリー)が承認しがたい旨を言及、今後の体制整備対応を関係部局へ指示した。