2014年09月25日
モスクワ発
[太平洋サケマス漁獲量が約31万2,000トンとなる(9月23日)]
ロシア漁業庁は、同庁副長官ソコロフ(ワシリー)が議長となり、通信を利用した定例の極東地方における太平洋サケマス操業会議を開催した。
会議には、極東地方の漁業地域管理局、地方行政、研究機関の代表者らが出席した。
今年2014年漁期開始から同年9月23日までの極東地方における太平洋サケマスの生産量は、当初の漁獲勧告量35万1,000トンに近づき、約31万2,000トンとなった。
この内、カムチャツカ地方は14万トン、サハリン州10万6,000トン以上、ハバロフスク地方6万トン、マガダン州2,300トン等となっている。
カムチャツカ海洋漁業研究所カムニロによると、今年2014年漁期、カムチャツカ地方の漁業者は、カラフトマス3万8,000トン、シロザケ5万トン、ベニザケ3万6,000トン、そしてギンザケ1万3,000トン等を生産している。
一方、漁業庁サハリン・クリール地域管理局によると、サハリン州の漁業者は、カラフトマス8万3,000トン、シロザケ2万2,000トン、ベニザケ1,300トン等を漁獲している。