2011年10月28日 ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局が中国と北朝鮮の2国旗外国漁船を拘束]
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、ロシア海域でイカの密漁を行った2国の旗を揚げた外国漁船を拘束したと発表した。
2011年10月24日、沿海地方国境警備局所属警備艇”Шкипер Гек”(シキペルゲク)は、中国と北朝鮮の2国の国旗を揚げた漁船”РШ6038”を2時間追跡した後、停船させた。
当局職員が”РШ6038”を検査したところ、冷凍イカ約8.5トン、冷凍ニシン1トン、そして少量のサケマスが発見されたが、ロシア排他的経済水域における、こららの漁業活動を認める許可証は所持していなかった。
”РШ6038”の乗組員19名は中国人と思われるが、全員がロシア語、英語がともに話せないため、船の所有者、母港は判別できていない。
当局は更なる調査のため、”РШ6038”をナホトカ港へ連行した。
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