2011年10月25日 モスクワ発
[日本海上保安庁巡視船“宗谷”がコルサコフへ寄港]
日本の海上保安庁巡視船“宗谷”が、実務訪問のため、サハリンのコルサコフへ寄港した。
ロシアFSBサハリン国境警備局によると、サハリンでのロ日間の国境警備演習は初めてで、日本側代表は第1管区海上保安本部長が務めている。
2011年10月25日、合同演習に参加するロ日両国の国境警備担当職員と乗組員は、船の技術や警備上の問題点について意見交換等をする。
また翌26日には、サハリン島南部のアニワ湾で、両国の巡視船やヘリコプターが参加し、合同演習が行われる。
演習の目的は、密輸など海上での国境を越える犯罪行為阻止に向けた、共同作戦行動の技術向上等にある。
(以下参考過去情報)
2011年10月19日 サハリン発
[サハリン国境警備局がロシア人密漁者摘発で日本海上保安部へ謝辞]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、日本の海上保安部の協力に対し謝辞を述べたと発表した。
この2週間で、日本の海上保安部は、日本排他的経済水域においてカニの密漁を行なったロシア人船長の2隻のカンボジア旗船"UTSUKUSHII" と"SNAKE"を拘束した。
この2隻の船長はメルニコフとティモシェンコで両者とも、漁業を行なうための日本の農林水産大臣の許可を取得していなかった。
ロシアと日本の国境警備当局間の情報交換が、違法活動の取り締まりに有効なことを示す事例となった。
*日本海上保安部巡視船がコルサコフへ入港、2011年10月25日から同28日までの間、サハリン国境警備局との協力プログラムの実行を計画している。
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