名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

田植え風景

2008年05月10日 | セカンドルーム

 

今日は朝から雨の降る、肌寒い一日だった。
兼業農家は土日を利用して田植えをする人が多いので、天気に関係なく早朝から田植機のエンジン音が聞こえてきた。
この集落でも、ほとんどの家が機械を使って農作業をしている。


毎年新型や高性能機械が開発されて、仕事は楽になるけどガソリンの高騰や償却で、農家の負担は重くなっていく。
数日掛かった田植えが、数時間で終わってしまうので、人手の足りない家や他に仕事のある人は、機械に頼らざるが得ないようだ。

去年の5月15日撮影

去年までは、昔ながらのスタイルでやっていたお年より夫婦が、今年は稲作を止めてしまったので、文字通りの田植え風景は、もう見ることが出来なくなってしまった。
早朝から日暮れまで働く姿や、収穫の終わった田んぼの隅々を回って、落穂を拾い集める姿を近くで見ていると、茶碗に残った一粒のご飯も残すことが出来ない。

コメント (4)
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