昨日一日だけの晴天で、今日は朝から雲に覆われ、今にも雪が降りそうな天気となった。
山里の天気は長く続かないので、降る前に焚き付けを作り、薪の運搬もしておいた。
屋根の雪もかなり重そうだし、天気予報は下り坂で雨でも降ったら大変と、急いで雪下ろしをすることにした。
この家は、梯子を使わなくても、大屋根に登れる構造になっている。
2階の窓から庇に出て、そこから張り出し部分の屋根へ移り、最後に大屋根に取り付けるように出来ている。
下から見上げると、大して積もっていないように見えるが、屋根に上がると雪の厚さに驚く。
除雪に使う道具は、雪の状態や場所によって、アクリルの幅の広いシャベルと金属製のシャベル、スノーダンプを主に使っている。
屋根の雪下ろしは、アクリル製のシャベルを使っている。
スノーダンプは大量に雪をすくって効率は良いが、慣れないと屋根の雪下ろしには、結構危ないこともある。
雪をすくって屋根の端まで運んで急制動すると、雪だけが飛び出していく。
以前、調子よくやっていたところ、何かの弾みで雪が飛び出さず、惰力で体まで引っ張られそうになって、危うく手を離したら、スノーダンプは載せた雪と一緒に落下して行った。
それ以来シャベル一本で慎重にやっているので、危ない思いをしたことは無い。
毎年雪国では、屋根から落ちて大怪我をしたり、命を落とす人もいるので、雪下ろしも侮れない。
午前中に庇と張り出し部分と大屋根の一部を終わり、午後に続きをやるつもりでいたが、昼飯を食べてくつろぎ始めたら、重い腰が上がらなくなってしまった。
屋根を見上げても、下ろした部分は少ない割りに、庭には小高い雪の山が出来てしまった。
屋根の雪を全部下ろしていたら、2階の窓から出入りすることになりそうだ。