名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

雪山で奇跡の救助?

2010年02月19日 | セカンドルーム

 

昨日、下山途中にデジカメを失くしてしまった。
いつも山へ行く時には、高倍率カメラを首からぶら下げ、小型デジカメを胸のポケットに入れて、シーンによって使い分けている。
家に帰って、画像をパソコンに取り込もうとしたら、小型デジカメが見当たらない。
てっきり急な斜面で、滑落した時に落としたのだろうと思った。
その場所へ探しに行くには遠すぎるし、谷底へ飛んでいったり、雪に埋まっていれば見つからないだろうと諦めてしまった。
冷静になって考えてみたら、そのカメラで最後に撮ったのは、その場所より下で、眼下に田んぼや林道が見える場所であることを思い出した。
そこまでなら夕暮れ前に行けると、重い足を引きずり、救助犬ユキを連れて捜索に出かけた。
異物を見つけるとクンクンする習性に期待をして、撮影ポイントあたりを探し回ったが、結局見つからなかった。
もう1台のカメラで、山の風景は撮ってあったのでよかったが、買って半年にもならないカメラを失くしたことが残念でならなかった。


諦め切れずに、今朝は日の出とともに捜査活動を開始した。
クンクン捜査員は、昨日の足跡をたどりながら嗅ぎ回ったが、見つけることは出来なかった。


捜索を諦めて、しばらく下っていくと、キラッと光るものが目に入ったので、近づいてみたら探していたカメラだった。
執念の捜査活動で、奇跡の救助が出来たが、反省点も多かった。
撮影現場で失くしたとの思い込みと、途中で落とす筈は無いと信じたのがいけなかった。
原因は、胸のポケットに入れたつもりが、裾を締めたダウンとシャツの間に納まり、歩いている間に落ちてしまったのだろう。
液晶面が上になって目立たなかったのが、朝日を反射して発見出来たのもラッキーだった。
一晩氷点下の雪山でビバークしたカメラは作動しなかったが、室内で温めて水分をふき取ったら、無事に動いてくれた。
カメラが出てきたことで、昨日の滑落や道迷い、穴に落ち込んだことの反省もどこへやら。  お粗末な一席で・・・

コメント (4)
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