名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

青空が待ち遠しい

2010年02月16日 | セカンドルーム

 

今日も飛騨地方は灰色の雲に覆われ、時折り黒い雲が流れてくると、小雪が舞い始める。
野山は、相変わらずのモノトーンで、色だけでなく音まで消えてしまった。
そんな中を、隣の家のおばあさんが回覧板を届けてくれた。
集落の一番奥にある一軒家から、10分ほどかけて歩いてくるのは、大変なことで恐縮してしまう。
それでも、冬はお互いに顔を見る機会が少ないので、他愛の無い雑談も、数少ないコミュニケーションの場になる。
この一家も、春には町へ引っ越して行くとのことだ。
80代の老夫婦が、交通機関や店も無いところで、冬を越す不安が募って来たのだろう。
他にも同じような家があるようで、過疎の集落が少しずつ寂れていく。

軽快な「碧空」でも聴きたい気分だが、しばらくは寒くて暗い日が続きそうだ。
せめて気分だけでもと、「DigiBook」で青い空と明るい集落を集めて眺めることにした。
鬱陶しい天気で、青空が待ち遠しい方はご覧ください。(上映期間30日)

 

コメント (6)
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