明け方まで降っていた雨は上がったが、晴れ間は無く、山は濃い霧に包まれていた。
今日も気温は高めで、雪解け水があちこちで滴り落ちている。
飛騨地方に出ている雪崩れ注意報は、まだ解除になっていないので、危険箇所には近づけない。
屋根の氷塊は、昨日の雨でほとんど落ちてしまったので、注意報は自分で解除した。
日当たりの良い田んぼの雪は、南側から徐々に解けていく。
今年も米作りを予定している田んぼの雪も、先週に比べるとずいぶん薄くなっている。
去年は奥の1枚を使ったが、今年は手前の1枚も借りたので、200キロほどの収穫が出来ると、今から皮算用をしている。
先日まで雪や氷で塞がっていた田の水源も、雪が消えて勢いよくほとばしっていた。
その脇に自生しているわさびも、雪解けと同時に葉を出し始めている。
雪解け水を集めた大八賀川は、いつもの倍ほどの水量で、濁流が渦巻いていた。
例年、3月中旬から始まる雪解け風景が、今年は早くも目にするようになった。