名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

裏山のほだ木

2010年02月17日 | セカンドルーム

 

今までは雪が深くて入れなかった裏山も、午前中は雪が固く締まっているので、かんじき無しでも歩けるようになった。
傾斜がかなり急なので、スパイク付きの長靴か、アイゼンが必要だ。


崩れそうな雪塊や小さな雪庇などもせり出しているので、ちょっと不気味なところもある。
去年の秋に、薪ときのこ栽培の「ほだ木」用に、ナラを3本伐採して「葉枯らし」をしておいた。
太い部分は薪に、中くらいをほだ木に、細い枝は焚き付けなどに使っている。
休眠期に入って吸水しなくなった広葉樹を伐採し、葉を付けたまま放置しておくと、残った水分も葉が放出して、良い材料が取れる。


今朝、様子を見に裏山へ入ったが、枝は露出していたが、幹は雪に埋まり、凍結してびくとも動かない。
今の雪の状態なら、玉切りした材を、雪面を滑らせながら下ろせるが、スコップで幹を掘り出すには、手間が掛かりそうだ。
作業は、もうしばらく様子を見ることにして、今日のところは「ほだ場」を見回って下山した。


なめこ栽培のほだ木は、地面に伏せて置いてあるので、まだ深い雪の下で眠っている。


椎茸のほだ木は、杉林の中に、むかで状に立てて並べてある。


椎茸は春と秋に発生するが、雪が付いてない部分から、凍結して石のように固い小さな椎茸が出ていた。
この寒さで発生したとは考え難いので、去年の晩秋に顔を出したところへ寒波が来て、そのまま冬眠してしまったのだろうか。
去年は不作であったが、今年は当たり年になる前兆ではないかと期待が高まった。
暖かくなれば成長するかも知れない冷凍椎茸は、そのままほだ木に残しておいた。

コメント (2)
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