名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

雪またじ(雪の始末)と岩井神社の節分祭

2010年02月07日 | セカンドルーム

 正面が車

 

激しく降った雪もようやく止んで、朝の陽光が眩しかった。
通路も車も、一晩で雪に覆われてしまって、どこから手をつけたらいいのかと、呆然と立ち尽くほどだ。


まずは人が通れる幅の通路を、物置と薪置き場、車まで通した。


次は道路側のスロープを、歩ける幅だけ除雪して道路と繋げた。
今朝も除雪車が通ったので、硬い雪の壁の除去作業もしなければならない。


最後に雪に埋まった車を掘り出し、車が道路まで動ける幅で除雪して、最小限の仕事は終わった。


スノーダンプを使って雪をすくい、そのまま水路まで運んで捨てる作業は、根気と体力勝負だが、この程度が限界だった。


時折強い風が吹き付け、地吹雪のように屋根や枝の雪を吹き飛ばす様は、山の稜線に居るような感じだった。


雪またじが一段落したところで、岩井神社の節分祭に行ってきた。
厄払いや氏子たちの安全と健康を祈願し、併せて五穀豊穣を願う神事が執り行われた。
季節の節目ごとに神社で行われる行事の一つで、毎年2月の第1日曜日に行われる。
神社の行事は多く、少ない氏子たちで維持するのは大変なことだと思うが、祭主も日ごろはトラクターを操ったり、町へ働きに出る人が衣冠をまとい勤めている。
数百年続いた伝統行事を、氏子ともども支えていく姿に、いつも感動する。

 

古いお札や正月の飾り物を「どんど焼き」した後は、お供えのお下がりとお神酒でささやかな宴が始まった。
途中で引き上げ、高山グリーホテルの日帰り温泉で汗を流して、夕食も済ませてきた。
昨日とは対照的に、変化の多い一日を過ごした。

コメント (2)
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