名古屋の用件を済ませて、とんぼ返りで高山へ戻ってきた。
今の時期は、田んぼや畑の仕事が目白押しなので、のんびりと構えていられない。
いつものように、東海北陸道の郡上八幡ICから、せせらぎ街道経由で走って来たが、沿道の花や緑がきれいだった。
郡上市明宝の芝桜も、赤白ピンクのじゅうたんを敷き詰めたように、見事に咲いていた。
道の駅「パスカル清見」辺りの桜は、すでに盛りを過ぎて色があせ、散った花びらが川面を染めていた。
吉田川の水辺で一息入れたが、水はまだ冷たかった。
喜んで水に入るユキも、今日は少し肌寒いので、水につかることは無かった。
西ウレ峠付近のカラマツは、茶色の枯れ枝から、淡い緑色に変わり、シラカバ林も芽吹きが始まった。
せせらぎ街道は、通るたびに沿道の景色が、短期間に変わっていく。
お昼過ぎに家に着き、田んぼと畑を見回ったが、留守中の異常は無かった。
田の水も近所の人に見てもらっていたので、干上がることも無く十分溜まっていた。
先日、トウモロコシや豆の種を蒔いて、ビニールシートで覆って育てていたが、早くも発芽していた。
好天続きで作物も育つが、雑草の勢いはそれ以上だ。
せっかく耕した畑が、苗を植える前に雑草に覆われてしまいそうなので、明日からまた野良仕事が忙しくなりそう。