名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

立夏の飛騨は真夏日

2010年05月05日 | セカンドルーム

 

今日は24節気の1つ「立夏」。
暦の上では夏が始まると言われているが、飛騨地方は文字通り真夏の暑さになった。
日陰はそれほどでもないが、日向で野良仕事をしていると、汗が滴り落ちる。
飛騨は春がなくて、夏がいきなり来ると言われているが、こんな極端な天気は初めてだ。


白っぽかった裏山が、ここ数日の間に淡い緑やピンクの若葉が、いっせいに萌え始めた。


トチの木はピンクの外皮を破って、雛の誕生のような勢いで葉が出てくる。


朴の木も、見ている間に葉が大きくなっていくように感じるほど成長が早い。
栗や楢、桑などは一足遅い芽吹きだが、日ごとに新芽が膨らんでいく。


「こごみ」も、昨日は気が付かなかったが、今朝は鮮やかな緑が林立していた。
えごまとの味噌和えは、飛騨ならではの味わいと云われている。


このあたりでは、例年5月中旬頃に顔を出す「わらび」が、日当たりのいい斜面にはたくさん生えていた。
春の野山は、今が一番生気にみなぎっている。


暑さに弱いユキは、木陰で一休み。
小さな友達が名古屋へ帰っていったので、緊張も解けたようだ

コメント (4)
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