急な用が出来て名古屋へ来たが、強い日差しはまるで夏のようだった。
犬の散歩は、もっぱら近くの白川公園へ行くことにしているが、犬にとってあまり快適ではなさそうだ。
人や車の多さに圧倒されてて落ちつかないし、公園にはたくさんのワンちゃんたちがいても、交流の輪に入れない。
ここでは、玄関のタイルが涼しくて一番居心地が良いようだ。
町内の山車保存庫で、夏祭りに備えてからくりと、お囃子の練習をしていた。
町なかも過疎化で住民が減り、祭りを維持するのが大変そうだが、わが婿ちゃんはからくりを操り、孫はそれぞれ小太鼓と鼓を受け持っている。
あるじは、町内の行事や役割を助手に丸投げして、飛騨暮らしを決め込んでいる。
いまだに行ったり来たりを理由に、交流の輪から外れている。