名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

「乗鞍スカイライン」のヒルクライムと剣が峰登頂

2010年05月22日 | セカンドルーム

  鶴が池

昨日は好天に恵まれ、開通間もない乗鞍スカイラインを自転車で往復してきた。
麓の駐車場から、標高2700mの畳平までは、15キロほどの距離で、標高差が1500mある。
シャトルバスは、1時間足らずで登っていくが、車体の重いマウンテンバイクで5時間ほど掛かった。
最近は自転車で登る人をよく見かけるが、ほとんどが軽いロードレーサーで、いつもすいすいと追い越していく。
日ごろは、未舗装の林道を走ることが多いので、サスペンションやフレームのしっかりしたMTBを利用している。
槍・穂高方面へ行く、悪路の右俣林道などでは威力を発揮するが、全面舗装のスカイラインでは、車体が重いMTBは適さない。
そのために高価なロードレーサーも買えないので、登山装備を背中に背負って喘ぎながら登っている。
畳平に着いた時は、かなりへばっていたが、登山とは使う筋肉が違うのだと自分に言い聞かせて、剣が峰(3026m)を目指した。
雪の無い時期は、往復3時間ほどのコースであるが、緩んだ雪に潜り込んだり、アイゼンの爪が利かなかったりで、大幅に時間をオーバーしてしまった。
薄い空気加えて、肩の小屋から急斜面を直登したのもこたえて、頂上に着いた時には息がすっかり上がってしまった。
山頂の展望に大満足した後は、自転車をデポしたエコーラインのゲートまで下り、再びスカイラインを走って麓を目指した。
防寒着に身を固め、ヘルメットの紐を締めて、1台の車にも追い越されること無く、あっという間に平湯峠のゲートに着いた。
田んぼトレーニングのおかげで、足腰に異常は無かったが、鍛えていなかったお尻の皮が擦りむけたのは、想定外だった。

 残雪の乗鞍岳をスライドショーでご覧ください。

コメント (8)
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