飛騨地方は今日も晴天で、絶好の農作業日和になった。
乗鞍スカイラインは15日に開通し、連日の好天で、残雪もめっきり少なくなってきた。
遅霜の心配もなくなったので、今日は夏野菜の植え付けをした。
苗を買いに行った隣町の「乗鞍ファーマーズマーケット」は、買い物客で賑わっていた。
ここは丹生川町の農家の人たちが、朝取り野菜や苗を持ち寄って販売している。
野菜は新鮮で安いし、苗も地元産が土地に合っているので、丈夫で育て易いと評判が良い。
トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラなど夏野菜の定番苗を15本買ってきた。
育苗中の苗もあるので、これから少しずつ品種と本数を増やしながら畑を埋めていく。
午後は近所の人に、田んぼの代かきをしてもらった。
代かきは、田んぼに水を入れて泥と混ぜながら田面を平らにする、田植え前の最後の作業である。
泥を攪拌して水漏れを防ぎ、雑草の繁茂、害虫の発生も抑える効果がある。
昨年は鍬とトンボで、泥まみれになって悪戦苦闘したが、今年はトラクターのお蔭で短時間できれいに仕上がった。
←近所のおじいさん
最後は丸太を引っ張って、トラクターの轍や、多少残った凸凹を均して今日の作業は終わった。
苗は23日に届く予定なので、順調に行けばその日に田植えが出来る。
ようやく、米つくり前半の山場を迎えることが出来た。