淡い紫色のヤマフジの花が、あちこちで咲き、甘い香りを放っている。
ナラやトチの木などに蔓が絡み、遠くから見ると、まるでその木の花のようだ。
蔓に絡まれた木は、樹形が悪くなったり、枯れることもあるので、あまり歓迎されない。
蔓以外にもとげのあるタラや野ばら、野いちごなども、山仕事をする人たちには嫌われる。
ヤマフジと同じ時期に咲く桐の花も紫色で、ヤマフジと見間違うことがある。
今日も北東の風吹いて、肌寒かった。
今週はこんな日が続き、朝夕は暖房が離せない。
強い風と雨に叩かれたためか、低温のために根付かないのか、田植え後の苗があちこちで浮いていた。
田に入って補植をしたが、水も風も冷たかった。
前の田んぼで、近所のおばあさんも同じ作業をしていたが、午前中で終わらず午後も引き続きやっていた。
田の補植が終わった後は、トウモロコシの定植をした。
5月4日にポットに蒔いた種が、やっと10センチほどに育った。
黒いマルチを畝に張って、地温を上げているが、肝心の太陽が出てこない。
田や畑の仕事を、すべてやり尽くしたとしても、成果はお天気次第で変わってくる。