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秩父札所巡り

2006-08-02 21:44:52 | 埼玉
ちょっとスポーツネタに偏り過ぎたので、今回は旅行ネタを。私は秩父まで、日帰りの旅を何度も繰り返して、札所巡りをしています。札所巡りとは、秩父の町中から山奥まで広い範囲にある34ヶ所のお寺を巡ると、願い事がかなうというものです。

最初に行ったときに、町中の札所を一気にいくつも回れたので、欲が出てきて今でも続けています。ただ、だんだん何度も出かけているうちに、札所はあくまでおまけで、秩父の自然や歴史に触れる楽しさの方がメインになりました。地元のさいたま市ではめったに見なくなったあぜ道や、道端の花に自然の息吹きを感じています。

秩父の象徴の武甲山もいろいろな角度から見ましたが、高度成長期に無残に削られた姿はちょっと悲しみを覚えます。ただ、紅葉の季節にはちゃんと色付いて、自然の力を感じます。印象に残ったところを箇条書きにします。

・十一面観音像(12番野坂寺)

秩父の札所は御本尊は秘仏のところが多いですが、この野坂寺には山門の真下に観音像が鎮座しています。複製かもしれませんが、こういう像を見ると、信仰心のようなものを感じさせてくれます。

・鐘(23番音楽寺)

鐘なんて、お寺ならどこでもあって当たり前と思うでしょうが自由に誰でもつかせてくれるところは少ないです。この音楽寺は、秩父盆地を見下ろす山の上に建っているので、騒音公害にならないからでしょう。眺めも良いお寺です。

・茅ぶき屋根の山門(22番)

歴史を大切にするのが、秩父の伝統らしく、茅ぶき屋根をちゃんと残してくれています。ただ、多少痛み気味で、もし改築となったらなくなってしまうかもしれません。

・荒川の歩行者専用橋(20番と19番の間)

高所恐怖症の私には多少怖さも感じられるほど、川面から橋までが高い橋です。花壇があって、私の行った秋の花であるキバナコスモスが植わっていたのが印象的でした。

・江戸時代の石灯籠(26番奥の院)

少し崩れかけた石灯籠ですが、安政元年と刻まれていました。急な石段の途中で、早く登りたいと焦るところですが、道端をよく見ると発見がありました。

こんなところを見つけた札所巡りも、あと4箇所まできました。是非、今年中に満願成就を達成したいところです。
コメント
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