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真夏の夜の完敗(8/30大分対浦和)

2006-08-31 20:44:34 | 浦和レッズ
浦和は前半はシュートなしという、前半の出来の差が勝負を分けました。テレビ観戦だったので、誰がワシントンをマークしていたかがわからないのが残念ですが、予想通りワシントンには二人ついていました。小野伸二も完封され、サイド攻撃も平川の不調で機能しませんでした。

それでも浦和はボールは持つのですが、大分のカウンターが鋭かったです。強力なダブルボランチのエジミウソンとトゥーリオは、パスセンスが高く、カウンターを確実に前線に通します。このロングパスが失点の起点になっています。エジミウソンからパスを受けた松橋がサイドを切り崩した時点で、ほぼ失点は必然でした。

高松が倒れながら押し込んだのは偶然でも、あそこまでカウンターを機能させてはいけません。前半の大分はこれ以外にもサイドの選手に正確なパスを通し、どちらが首位だかわからないほどでした。ただ、何とか前半を1失点で終わらせたので、試合はまだわかりませんでした。

後半に入って、大分のDFの弱さが出てきたからです。しかし、ワシントンがフリーで受けた2度のチャンスを決められず、ここで同点にしていればと残念に思います。ただ、ワシントンも不調のときはあります。ワシントンに頼り過ぎては、総合力で戦うリーグ戦で優勝を狙うのは厳しいです。(コメントには矛盾することを書いたけど。)

結果的には、大分の高橋に2点目を決められたのが敗戦につながりましたが、どこからでもゴールを狙えるチームになることも、ブッフバルト監督は考えて欲しいと思います。

この試合で、もう一つ鍵になったのは、意外にも大分のセットプレーの守備の強さでした。ワシントンや闘莉王は完封され、他の選手を狙わざるを得ませんでした。どうやらセットプレーのパターンが大分に完全に読まれていたようです。週に2試合の開催だと、入念にセットプレーを練る時間はありません。強行日程が生んだ敗戦とも言えるでしょう。
コメント (2)
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