Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大宮アルディージャ

2007-02-09 20:46:09 | 他チーム
近くにあるという理由で、浦和が遠距離のアウェーのときには大宮の試合を見ることがあります。浦和の行くところならどこでも行くという熱心なサポから見れば、なんと根性なしかと思うでしょうが、この大宮戦、たまには発見のネタになることもあります。

最大の発見は、2003年に当時J2水戸に所属していた闘莉王を大宮サッカー場で生で見られたことです。彼は明らかに存在感を放っていました。当時は広島からのレンタルだったので、浦和に来ることになるとは思っていませんでしたが、間違いなくJ2では別格だと知っていたので、浦和移籍時には即戦力だと確信していました。

また、駒場の大分戦でシャムスカマジックの正体を探ろうとしたこともあります。当時の感想は、二人とも外国人だったダブルボランチのところが最も強いというものでした。しかし、今オフ、大分は彼らを放出してしまったので、ダブルボランチが外国人でなければシャムスカマジックは機能しない訳ではないようです。

そんな風に何かと理由をつけて、大宮戦を年間7試合ほど見ていると、大宮がどんなチームだかわかってきます。基本は守備のチームで、4バックを変えることはほとんどなく、そのサイドバックはあまりオーバーラップさせず慎重に戦うチームです。そんな大宮の象徴は高さならJリーグ全体でもトップレベルのDFトニーニョでしたが、今季は違う外国人DFで戦います。

私は大宮についてはサポではないので、シビアに見てしまいます。大宮の弱点はFWで、毎年攻撃的なチームを作ろうとして補強を繰り返しますが、なかなか長く在籍するようなFWに巡り会えません。今季G大阪に移籍したバレーは、最初は大宮でJリーグのキャリアをスタートさせました。そんなバレーを放出してしまったのは、大宮にとっては痛恨のミスでしょう。

大宮は大企業のNTTがバックについているチームですが、アルディージャに社運を賭けるほどは力を入れていないようです。話題性になるような派手な選手を獲得したことはなく、実用重視の補強をします。埼玉スタジアムを使って観客が1万人以下では赤字が出るのではと思いますが、目立たず無理をせずがこのチームの方針のようです。
コメント
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