Kobby loves 埼玉&レッズ

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ブルズカップ感想

2007-02-19 20:03:47 | 浦和レッズ
ブルズカップの映像をテレビ埼玉でチェックしました。浦和の第一印象は、想像以上に仕上がりが遅いなというものです。バイエルンは強豪国ドイツのトップレベルのチームだから仕方ないとしても、強豪国でないオーストリアのザルツブルグには最低でも善戦を期待していました。

しかし、試合の内容は本当にスコア通りの惨敗で、特にザルツブルグ戦の前半15分までのサッカーは最悪の内容でした。オジェック監督はバイエルンについてはリーグ戦の試合を視察するなど気合いを入れていましたが、ザルツブルグのことはほとんど何も知らなかったそうです。

しかし、ザルツブルグの方は浦和が3バックのチームだということは知っていたのではと思います。それは、解説の信藤さんが話していたように、3バックには攻略法があり、ザルツブルグがそれを実行したからです。その攻略法とは、3バックの両ストッパーの外側のスペースを狙うものです。仕上がりの遅い浦和は、これに対応できません。

見た目は相手FWにあっさり振り切られた闘莉王らのDF陣が悪いように見えますが、アウトサイドの帰陣も遅れているし、ボランチもフリーでパスを出されています。チーム全体が仕上がっていないための失点だと思います。

注目の阿部勇樹は、鈴木啓太とダブルボランチを組みましたが、基本は鈴木啓太が前、阿部勇樹が後ろという位置関係でした。この二人のダブルボランチなら、相手のトップ下を完封できる守備力があるはずですが、この日はそのかけらも見られませんでした。本領発揮はコンディションが上がってからでしょう。

この仕上がりだと、ゼロックス杯ではまだトップコンディションまでは行かないような気がします。しかし、浦和にとって幸いなのが、リーグ戦序盤の対戦相手で、開幕戦の横浜FCとの力関係はこちらの方が上です。また、ACLの初戦の相手は格下と思われるインドネシアのペルシク・ケディリです。

ベストコンディションに持っていくのは開幕2戦目の新潟戦までにできれば十分でしょう。それを考えると、ブルズカップから1ヵ月弱の期間があり、十分可能なノルマと思います。
コメント
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