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メキシコ戦プレビュー

2020-11-13 22:20:06 | ワールドサッカー
今日はネタがないので、パナマ戦が終わる前の今ですが、火曜日の日本代表メキシコ戦のプレビュー記事を書きます。パナマ戦を見ていないので、今の日本代表のコンディションなどはわかっていませんが、メキシコがどういう相手かは過去に何度かW杯の映像を見てきたので、ある程度イメージはあります。

メキシコといえば、スペインがパスサッカーでW杯を優勝した2010年以前には、「日本はメキシコに学べ」と言われていた時期があります。確かに、チームの主力選手を見ると半分くらいが国内組、欧州組の選手たちも誰もが驚くような強豪チームでプレーしているわけではないと、日本代表の当時のチーム構成とよく似ていました。

それでも、メキシコは8大会連続W杯でベスト16、日本代表はベスト16は3回と差があるのは確かで、それほどの豪華メンバーではないチームをどう勝たせてきたかには興味がありました。そのノウハウの一部を見せてくれたのは、2014年から1年ほど日本代表を率いていたアギーレ元監督でした。アギーレのサッカーは4-3-3が基本でしたが、守備の人数は「3にも4にも5にもなる」とインタビューで話していました。

そのノウハウは、アンカータイプのボランチの生かし方でした。時にはCB2枚の間に降りてきて3バック気味にしたり、苦しくなったら両SBも下げて5バックにしてでも、逃げ切るときは仕方ないと割り切る、勝負ということにこだわったチームスタイルでした。もっとも、当時の日本代表にはアンカー向きのMFが足りず、若返りを目指しながら最後はベテランの長谷部をここに置かざるを得なくなりましたが。

メキシコは2012年ロンドン五輪金メダルなど結果を出しています。なかなか、W杯でシード国になるような強豪相手には苦戦しますが、それでも1次リーグできっちり2位以内を確保できる、安定した強豪です。日本にとっては格上相手で、どこまで自分たちのサッカーが通用するか試される一戦です。もっとも、メキシコから国内組の選手がオーストリアに来られるかどうかは不明で、向こうも「海外組のみ」の編成の可能性はありますが。
コメント
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