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阿夫利講(丹沢大山登山)

2022-05-04 22:21:45 | 雑記
今日は丹沢の独立峰である、大山に登ってきました。最近の体力の低下で、普通の人の登山所要時間が90分であるところを、120分かかってしまいました。この登山を思いついたきっかけは、地元さいたま市のある神社に「阿夫利講」の石碑があったことです。阿夫利講は大山の阿夫利神社に参拝することで、江戸時代(幕末)に阿夫利講を果たした、地元の有志と同じことをしてみたくなりました。

それでも、まったく同じではなく、私の場合は伊勢原まで電車、大山ケーブルまでバス、阿夫利神社下社までケーブルカーと、使える文明の利器はすべて使っています。今日はGWということでケーブルカーは混んでおり、臨時ダイヤで8分おきという運行ながら、乗るまで40分ほどかかりました。健脚だと、ケーブルカーを使わないで足で上った方が、早く登れる人もいるでしょう。メタボ状態の私は、そんな変なプライドはないので、最初からケーブルカーを使う計画でした。

しかし、下社から上は相当ハードな山道でした。どこまで行っても厳しい上り坂が続くので、どこで休むか、どこまで頑張るべきか、初めての登頂ということでわかっていなかったので、「まだ着かないのか」と精神的に不安定でした。ある程度のところまで登れば、尾根道になって厳しい道ばかりではなくなるのですが、そこにたどり着くまでがしんどく、それも時間がかかった原因でしょう。

それでも、山に登ったことで、丹沢から見渡せる富士山や、遠く見渡せる湘南の海なども見てくることができました。単独登山で、事故ったら「素人登山で迷惑をかけて」と週刊誌で叩かれそうなので、無事に帰ってくることには注意深くしたつもりです。帰りを、見晴台回りでなく、同じ道を逆にたどって下山したのは、どこまで降りれば帰れるかわかっていれば精神的に違うと思ったからです。

カメラを持っていったことで、新緑の大山の良さはよくわかりました。これが、一斉に紅葉する秋も、きっと今回のように大人気の観光地なのだろうと思って、無事に帰って自宅でこれを書いています。





















































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