Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

二児の父の決断(森脇亮介)

2022-05-12 22:32:55 | 他スポーツ
西武ライオンズの中継ぎ投手、森脇亮介投手を取り上げます。森脇は2019年、社会人野球のセガサミーからドラフト6位でライオンズに入団してきました。ドラフト順位こそ下位ですが、決して実力がないからではなく、指名当時26歳という年齢で他球団が指名しなかったからでした。当時、既に二児の父だった彼が、身分が不安定なプロの世界に飛び込むのは勇気ある決断でした。

おそらく、人生で一度しかない機会に賭けたのでしょう。森脇は一時、7回を抑える中継ぎとして勝ちパターンの継投に入るほどの活躍を見せたので、次第にネタが入ってきました。セガサミー時代に監督だった初芝清氏のコメントでは、社会人時代はコントロールがそれほど良くなかったようで、プロで中継ぎができるようになったのはコントロールが良くなったからです。

それでも、プロにはおそらく最初から中継ぎをやるつもりで入団してきたと思いますが、最初は負け試合の中継ぎでした。西武ドームは、比較的ファンの「あきらめが早い」スタジアムで、ライオンズの勝利を見届けることをあきらめて、ファンが帰り始めているスタンドを見ながら投げている、ちょっと悲しい存在でした。それでも腐らずに防御率1点台をキープしたことで、7回を抑える中継ぎまで出世できました。

彼の良さは、ストレートのコントロールと、同じ軌道で投げられるフォークの精度です。ほぼ同じ場所に、ストレートの次にフォークを投じると、相手打者はよく空振り三振を喫しました。緊急登板も効く中継ぎで、先日の西武ドームでは4回からブルペンで待機して出番を待ちました。今季は、宮川や佐々木の新型コロナウイルス感染で回ってきた一軍昇格のチャンスを、今のところ生かしています。

これからは、また勝ちパターンの継投に戻りたいところです。昨年良くなかったので、今は負け試合の中継ぎですが、能力的には十分可能でしょう。今のライオンズは7回を抑える中継ぎが決まっていないので、もちろん彼も候補の一人です。
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キンラン

2022-05-12 22:11:29 | 埼玉
森林公園では、各地に写真の「キンラン」が見られました。小さな花ですが、黄色い見た目が、昔の人には「金」に見えたのでしょうね。
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