今回、6月の日本代表の親善試合の相手が、パラグアイ、ブラジル、ガーナ、チュニジアまたはチリと決まりました。W杯本大会の組み合わせを考えると、スペインやドイツ対策で欧州と対戦したかったという思いもあるでしょうが、この対戦相手は日本サッカー協会なりに努力して、比較的強い相手を日本まで呼んできた結果だと思います。
そうなった原因は、欧州で行われている「ネーションズリーグ」です。これは、親善試合が行える国際Aマッチデーで、欧州の代表同士がリーグ戦を行い、実力に応じたレベルで昇降格ありで行っています。欧州の国にとっては、同じレベルのチームで定期的に研鑽が行える制度ですが、これは欧州以外のチームにとっては迷惑極まりない制度です。
つまり、これは親善試合の「囲い込み」で、他の大陸にとっては欧州のチームと親善試合を組むことがほとんど不可能になるという制度だからです。そのため、日本サッカー協会はこのネーションズリーグに参加していない、南米を中心に必死で親善試合の相手を呼びました。今回、ブラジルが来ることで、南米10か国のほとんどすべてが日本に来ることになります。
もっとも、日本まで親善試合にやってくる相手には、悪質なチームもあります。直前までベストメンバーでの来日を言っておきながら、実際はメンバーを落として来日してきた詐欺まがいのことを、ペルーやトーゴなどにはやられています。そういう「ブラックリスト」の相手は除かなければいけないという制約も、今回の親善試合にはあります。
また、この6月の国際Aマッチデーは、日本代表にとっては最終予選で3位になってプレーオフに回ったときのために空けておかなければならない日程だった事情もあります。3月に2位以内が確定して予選通過が決まってから、ようやく対戦相手探しができたので、今回の相手は日本サッカー協会なりに頑張れた結果ではと思います。あとはブラジルが、発表通りにベストメンバーであることを願いたいです。
そうなった原因は、欧州で行われている「ネーションズリーグ」です。これは、親善試合が行える国際Aマッチデーで、欧州の代表同士がリーグ戦を行い、実力に応じたレベルで昇降格ありで行っています。欧州の国にとっては、同じレベルのチームで定期的に研鑽が行える制度ですが、これは欧州以外のチームにとっては迷惑極まりない制度です。
つまり、これは親善試合の「囲い込み」で、他の大陸にとっては欧州のチームと親善試合を組むことがほとんど不可能になるという制度だからです。そのため、日本サッカー協会はこのネーションズリーグに参加していない、南米を中心に必死で親善試合の相手を呼びました。今回、ブラジルが来ることで、南米10か国のほとんどすべてが日本に来ることになります。
もっとも、日本まで親善試合にやってくる相手には、悪質なチームもあります。直前までベストメンバーでの来日を言っておきながら、実際はメンバーを落として来日してきた詐欺まがいのことを、ペルーやトーゴなどにはやられています。そういう「ブラックリスト」の相手は除かなければいけないという制約も、今回の親善試合にはあります。
また、この6月の国際Aマッチデーは、日本代表にとっては最終予選で3位になってプレーオフに回ったときのために空けておかなければならない日程だった事情もあります。3月に2位以内が確定して予選通過が決まってから、ようやく対戦相手探しができたので、今回の相手は日本サッカー協会なりに頑張れた結果ではと思います。あとはブラジルが、発表通りにベストメンバーであることを願いたいです。