Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

引き過ぎた浦和(10/19東京V対浦和)

2024-10-20 21:37:43 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのアウェイ東京V戦は、1-2で浦和の敗戦に終わりました。この試合は、ただ負けただけでなく内容が最悪でした。そう感じたのは、前半の浦和の入りが悪く、自陣に引いた2ラインの位置があまりにも下がり過ぎていたためです。そのため、東京Vは浦和がクリアしたセカンドボールを容易に回収することができ、何度も東京Vに攻撃のチャンスを与えてしまいました。

また、3-4-2-1の布陣を引く東京Vにとって、攻撃で使いたいのは両アウトサイドになります。この両アウトサイドに対する浦和の守備も最悪でした。誰がアウトサイドにマークに付くか、浦和のチーム内で意思疎通ができていない様子で、簡単にクロスを上げられてしまいました。前半のスコアだけ見ていると、渡邉凌磨のゴールで1-0と浦和がリードしていますが、内容が最悪だったのはCKの本数に現れていました。

スコルジャ監督は両サイドのマークを、サイドハーフに付かせることにしたようで、ほとんどボールを受けられなかったトップ下の小泉を下げて大久保を前半で早くも投入し、大久保と関根の両サイドハーフで東京Vのアウトサイドを見させるように変えてきました。それでも、浦和はなかなか高い位置でボールを持つことができず、「このままではやられてしまう」という思いを持ってハーフタイムを迎えることになります。

試合は本当にそうなってしまいました。確かに、失点の形は2点ともセットプレーからで、戦術的に崩された失点ではないです。それでも、前半一方的に押し込まれたことによる浦和の心身両面での疲労は相当だったようで、同点ゴールの場面では相手FKを素早くリスタートした攻めに、浦和の守備陣の対応が遅れたためでした。

2点目もCKでしたが、スコルジャ監督も就任後1か月ほど経つのですから、セットプレーの守備はそろそろ改善してもらわないと困ります。ここまで、負けてはいるもののセットプレーだったことで、スコルジャ監督の戦術が崩されたのではないから勝てる可能性はあると思ってきましたが、この東京V戦を見てしまうと、何が何でも勝ち点を拾って残留を目指すしか、残された選択肢はないです。

次の柏戦は、両チームともに下位に低迷し、残留を賭けた裏天王山になります。戦術的な修正をしている時間は十分ではないでしょうが、この試合で勝ち点3を取っておかないと、今節で磐田と札幌が勝利したので危険な状況に追い込まれます。水曜日は仕事をしていても、落ち着かない時間を過ごすことになりそうですね。
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兼六園

2024-10-20 21:33:49 | 雑記
金沢観光の定番である兼六園にはもちろん行ってきました。今、山の方では紅葉が見られますが、下界である金沢の紅葉はまだ先でした。それでも、さすが前田家の旧大名庭園で、池は上流から用水を引いてきていますし、噴水は高低差を利用して自然に噴き出すようになっています。もちろん、ことじ灯籠は訪日外国人も含めて写真を狙う人が行列を作るほどでした。

































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中国対インドネシア

2024-10-20 21:31:10 | ワールドサッカー
日本代表が次に対戦するインドネシアの情報を得ようと、DAZNで中国対インドネシアのビデオを見ました。ここまで3連敗で勝ち点0の中国は張玉寧と帰化選手であるバイヘラムの2トップで、このインドネシア戦を勝つことでしかW杯出場の望みはつなげないと攻めに出てきました。対するインドネシアの映像は豪州戦(0-0の引き分け)を見ましたが、5-4-1で引いて豪州の攻めを受け止める戦術でした。

今回、インドネシアもここまで3分けで勝てていないので、アウェイとはいえこの中国戦を勝っておきたいので、何か戦術的な変化があるかもというのも、この試合を見た動機でした。結論から言えば、インドネシアの韓国人監督、申台龍氏の手は豪州戦と同じ、5-4-1で引いて守るものでした。もっとも、常に自陣に5人を残していると守備の時間が長くなってしまうデメリットもあります。

申台龍氏はそのデメリットには対策を打っており、自軍がボールを持ったときは両アウトサイドはもちろん、3人のCBのうち1枚をボランチのラインまで上げて、パスの出し所を増やして4バックと同じようなパスサッカーをしたい狙いを見せてきました。もちろん、その上がっているCBがボールを失えば後ろは2枚しか残っておらず決定機につながりますが、中国のFWがいない方向を狙って上がっていました。

もっとも、インドネシアの弱みも見えました。それは足元があまり上手くなく、パスがずれることが多く不用意にボールを失うことです。インドネシアの属する東南アジア地域は、一般的に上手いもののフィジカルに難があるチームが多いですが、インドネシアは欧州でプレーするインドネシアにルーツを持つ選手を帰化させることでフィジカルを補強し、セットプレーの力技ではやられないチームを作っています。

それでも、中国もイバンコビッチ監督が前回の最終予選でオマーンを躍進させた戦術に近い形を出せており、3ボランチを引いてインドネシアが蹴ったボールのこぼれ球を粘り抜く拾うサッカーでボールをキープできました。そのため、試合としてはホームの中国が押し気味に進み、右サイドの韓鵬飛がパントキックで折り返したボールを、バイヘラムが決めて中国に先制点が入ります。

インドネシアの弱みを狙われたのが中国の2点目のシーンで、速攻でインドネシアDFが2枚しか残っていないところにスルーパスが出て、張玉寧が走り込んで相手GKパエスとの1対1を落ち着いて決めて2-0としたことで勝負は着きました。ロスタイムにインドネシアが1点を返したものの、試合は2-1で中国が最終予選初勝利を挙げました。今回の最終予選は2位以内が通過ですが、3位と4位はプレーオフに出られるので、それを巡る争いもあって最後まで熱い戦いが見られそうです。
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